ありがとう神奈川県民ホールのフィナーレコンサートに参加

石田泰尚
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こんにちは、
ともやんです。

2025年3月31日(月)19:00から開催されたフィナーレコンサート「ありがとう神奈川県民ホール」に神奈川県合唱連盟特別混声合唱団の一員として参加してきました。

県民ホールの舞台に立ったのは、2011年7月3日以来。
この時も感動的な公演でしたが、約14年ぶりのステージも現県民ホール最後の公演ということでこみ上げてくるものがありました。

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ありがとう神奈川県民ホール

ありがとう神奈川県民ホールと銘打ったフィナーレコンサートは、満席の客席で午後7時開演から午後9時過ぎまでのコンサートでした。

合唱団の一員として僕が歌った曲は、第一部で曲團伊玖磨/詩江間章子の「花の街」、ビゼーのオペラ「カルメン」からハバネラと闘牛士の歌。

そして第二部のフィナーレを飾った白井貴子作:21世紀の新しい神奈川の合唱曲「ふるさとの風になりたい」でした。

満席の県民ホールのしかも最後の舞台で歌えたことはかけがえのないことで生涯の思い出になると思います。

県民ホールは一時期無期限の休館とされていましたが、その後建て替えに向けて動いているようです。

黒岩神奈川県知事もフィナーレ曲前の壇上で、出演者や観客に向かって「勝手に作るんではなく、皆さんの希望やアイデアなどを取り入れて新しい県民ホールを作ることを約束する」という内容のコメントをしていました。
知事、この言葉忘れませんよ。

僕はカルチャー(文化や教養)は、食べることと同じくらい生きて行くために大切なものだと考えています。
そう言う意味でも当初、県民ホールが無期限の休館と聞いた時は、大きな衝撃を受けました。

一方、自分がそんなカルチャーに協力しているかというと寂しい限りです。
そこでまず今回共演した神奈川フィルのコンサートに通うことにしました。
やはり地元で頑張っているオーケストラを応援することから始めたいと思います。

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石田泰尚と同じ舞台に立つ

神奈川フィルハーモニー管弦楽団というとすぎ名前が浮かぶのが、ソロ・コンサートマスターの石田泰尚さん。

自身がプロデュースした弦楽アンサンブル”石田組”など独特の輝きを放っているヴァイオリニストです。

以前、NHKのeテレで清塚信也さんがMCを務める「クラシックTV」で、コンサートマスター特集をやっていた時、出演されていました。
マイクを向けられても能弁なタイプではなく、どことなくシャイな印象を受けました。

今回舞台袖で、自分の出番を待っている時にすぐ眼の前を燕尾服を翻して通られましたが、凄いオーラ―を感じました。

そして自分の出番の時は、石田泰尚さんと同じ舞台に立ったのです。

石田さん、本も出していますね。

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僕は早速、注文しました。
読みましたら改めてレビューしたいと思います。

THE石田組:剛毅さと繊細さが魅力

2016年10月22日に横浜みなとみらいホール大ホールで行われた公演のライブ録音。
ハードロックからバロックまでの幅広く多彩な作品を紹介。

剛毅さと繊細さが同居した音色には興奮したり癒されたり
素晴らしいです。

THE 石田組 タワーレコードで購入>

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ヴァイオリニスト石田泰尚の呼びかけにより2014年に結成された弦楽合奏団、石田組のデビュー・アルバム。”石田組長”が信頼を置く第一線で活躍するオーケストラメンバーは、全員男性。
バロックから映画音楽、プログレッシブ・ロックまで多岐にわたるレパートリー、各々のスタイルをぶつけ合うパッション溢れる演奏は、弦楽アンサンブルの新しい世界を切り開く。
デビュー作では石田組の独自性が最も開示されるロック系のレパートリーを中心に収録。

石田組2023・春:新章開幕

2022年8月19日ミューザ川崎シンフォニーホールでのLIVE録音

「石田組 2023・春」タワーレコードで購入

「石田組2023春」HMVで購入
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カリスマ・ヴァイオリニスト 石田泰尚率いる 『石田組』 新章開幕。
いま最も聴きたいカリスマ・ヴァイオリニスト 石田泰尚(いしだやすなお) 率いる 『石田組』 新章開幕。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団と京都市交響楽団でコンサートマスタ―として活躍する石田泰尚が2014年に企画・結成した弦楽アンサンブル『石田組』。
昨年まで4 年連続サントリーホールを沸かせ、2022/2023ツアーでは20か所以上をまわり全国の観客を魅了。いまもっとも気になるクラシック・アンサンブル集団である。
「組長」こと石田泰尚が厳選した国内最高峰の演奏家たち=「組員」による、クラシックから映画音楽、ロックまで幅広いジャンルの名曲を自在に操る『石田組』のアルバムが、満を持してユニバーサル ミュージックより発売決定。
ユニバーサル・ミュージックより

ヴィヴァルディの四季は潤い溢れ

2022年8月19日ミューザ川崎シンフォニーホールでのLIVE録音

「石田組 2023・夏」タワーレコードで購入
「石田組2023夏」をHMVで購入
icon

好評に応え、早くも2023年2枚目のアルバム発売が決定。発売直後の東京・大阪公演の演目にもなっている、ファン待望のヴィヴァルディの 《四季》、オアシスの「ホワットエヴァー」、いきものがかりの「ありがとう」も収録。
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まとめ

神奈川県民ホールの最後のステージで歌えたことは、本当に生涯の思い出となります。
ただ少し不安なのは、本当に建て替えをされるのかどうか。
知事も含め県の方は、その方向ですが、どうもはっきりしないのです。
ぜひ、僕が元気な内に建て替えられて、そこのこけら落としで歌いたいものです。

そしてもう一つの収穫は、ヴァイオリニスト・石田泰尚さんと同じステージで歌えたことです。
好きな現役ヴァイオリニストは、何人かいますが、みんなソリストです。
オーケストラの中で、しかも地元のオーケストラで活躍している石田さんには憧れます。
今後は、推しのヴァイオリニストとしてその活動を注目し、ぜひ近いうちに石田さんがコンマスを務める神奈川フィルと主宰する石田組のコンサートを聴きたいです。



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コメント

  1. ドラコ より:

    神奈川県民ホールといい中野サンプラザといい公共施設の耐用年数が短すぎる。建て替えといいながら共に先行きに不安が残る。行ったことはないがウィーン市庁舎は150年現役。

    県民ホールには思い出が多くある。数十年前にもなるがアン・マレーのコンサート、分けても1988年カルロス・クライバー指揮ミラノスカラ座引越公演、ボエームもここだった。その折を今も鮮明に覚えている。あまり音響効果がよいとはいえないホールが全く別の音がした。舞台と共に全体を包み込む雰囲気は品格ある指揮者によってこんなにも違うのかと今も脳裏に焼き付いている。NHKに録音が残されているとのこと。

    再建の際は椅子に工夫が欲しい。数あるホールの中で目黒パーシモンホールのそれは座面が座ると前にせり出す構造で、サイズも大きく前席との間隔は広い。何時間座っていても疲れない。

    神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公演を2月に横浜みなとみらいホール大ホールで聴いた。ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調とショスタコーヴィッチ交響曲10番。プログラムに首席ソロ・コンサートマスター石田泰尚とクレジットがあった。かなり前の楽団と隔世の響きで正直驚いた。石田は私の好みではなく昨今の若手に見られる癖と個性を取り違えがあるためだ。ヴィバルディ四季を聴けばまさに弾き飛ばしとかいいようがなくテクニックを見せつける自己満足。この傾向はピアノでも中国の女性ピアニストにもいえる。古い録音だがギド・カンテルリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団、ジョン・ポール・コリリアーノ・シニア(ヴァイオリン)を聴いてほしい。いずれにしろ県民ホールについては県民はもとよりジャンルを問わず音楽家・愛好家が声を上げ続けなければならない。

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