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前橋汀子 ベスト・コレクション

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こんにちは、
ともやんです。

昨日、東京の狛江エコルマホールで行われた、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲演奏会に行ってきました。

これは4人のヴァイオリニストが2日間で、第1番から10番まで分担して弾くという企画です。

僕は初日の2回目が、前橋汀子さんのヴァイオリンと松本和将のピアノによる、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番と第5番「春」でした。

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前橋汀子 誕生日に聴くベートーヴェン

前橋汀子さんは、12月11日が誕生日でした。
アンコールで、第6番の第2楽章を弾かれたのですが、その演奏後ステージ上で、サプライズがありました。
お誕生日のお祝いとして、お花とケーキが贈られたのです。

御年80歳になられました。
ヴァイオリンを弾くそのお姿からは、とってもそんな年齢には見えません。
ただ、今回初めてそのお姿を拝見した僕が言うのもなんですが、宇野功芳氏の名著『名演奏のクラシック』で、宇野氏が敬愛を持って、書かれている内容から察すると、やはりその年輪を感じずにはいられません。

往時は、もっと見もの心も捧げるような献身的な演奏スタイルだったようです。
でもさすがにそれを期待するのは酷というもの。
でも淡々として中に、深い祈りのような演奏を感じることは出来ました。

ステージでのコメントで、「これからも続けられるだけ続けて行きたい」とおっしゃっていました。僕もそのステージには、極力足を運びたいと思っています。

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前橋汀子 ベスト・コレクション

宇野氏は、上記著書の中で、前橋さんの真価は小曲でよい発揮されると記しています。
その意味では、この小曲集から選りすぐったベスト・コレクションは最良のものではないでしょうか。

エルガーの『愛の挨拶』など、そのチャーミングな節回しに悩殺されてしまいます。

■曲目
1. クライスラー: プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
2. エルガー: 愛の挨拶
3. シューベルト: アヴェ・マリア
4. ドヴォルザーク: スラブ舞曲 作品72-2
5. チャイコフスキー: メロディー
6. パガニーニ: ラ・カンパネラ
7. メンデルスゾーン: 「五月のそよ風」~無言歌集第5巻作品62より
8. ブラームス: ハンガリー舞曲 第1番
9. マスネ: タイスの瞑想曲
10. チャイコフスキー: 感傷的なワルツ
11. プロコフィエフ: 「3つのオレンジへの恋」より行進曲
12. ラフマニノフ: ヴォカリーズ
13. ボッケリーニ: メヌエット
14. サン=サーンス: 白鳥
15. シューベルト: セレナーデ
16. ドビュッシー: 美しき夕暮れ
17. ドヴォルザーク: わが母の教え給いし歌
18. ヴィターリ: シャコンヌ

演奏:前橋汀子(ヴァイオリン)
録音:1984年-2000年

前橋汀子 ベスト・コレクション

前橋汀子「ヴァイオリン小品集100」(合計6枚)からのベスト・セレクションでおくるヴァイオリン名曲集。



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