こんにちは、
ともやんです。
12月17日、狛江エコルマホールでベートーヴェンの誕生日に合わせて彼のヴァイオリン・ソナタ10曲全曲を4人のヴァイオリニストが演奏するという好企画のコンサートが行われました。
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
12.16(土)
①13:00開演(12:30開場)
[出演] 山根一仁/ヴァイオリン 津田裕也/ピアノ
[曲目]第1番、第2番、第3番
②16:00開演(15:30開場)
[出演]前橋汀子/ヴァイオリン 松本和将/ピアノ
[曲目]第4番、第5番「春」
12.17(日)
③13:00開演(12:30開場)
[出演]毛利文香/ヴァイオリン 北村朋幹/ピアノ
[曲目]第6番、第7番、第8番
④16:00開演(15:30開場)
[出演]竹澤恭子/ヴァイオリン 児玉桃/ピアノ
[曲目]第9番イ長調「クロイツェル」、第10番ト長調
会場:狛江エコルマホール
友人の音楽仲間が教えてくれたのですが、企画の素晴らしさに加え、演奏家も凄いです。
前橋汀子さんは、御年80歳の日本を代表するヴァイオリニスト。
毛利文香さんは、若手ナンバーワンの1人で、これから世界を舞台に活躍を期待される方。
竹澤恭子さんは、現在、実力、人気トップクラスのヴァイオリニスト。
17日は、まず毛利さんの瑞々しい演奏を聴いた後の竹澤さんが凄かった。
その迫力、響きの豊かさ、表現の鋭さ、もう圧巻の演奏でした。
ということで、今日は演奏活動20周年を記念して録音されたブラームスのヴァイオリン・ソナタ集をご案内します。
竹澤恭子 ブラームス ヴァイオリン・ソナタ集
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」 Op. 78
Violin Sonata No. 1 in G Major, Op. 78
I. Vivace ma non troppo
II. Adagio
III. Allegro molto moderato
————-
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
Violin Sonata No. 2 in A Major, Op. 100
I. Allegro amabile
II. Andante tranquillo – Vivace
III. Allegro grazioso (quasi andante)
————-
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108
Violin Sonata No. 3 in D Minor, Op. 108
I. Allegro
II. Adagio
III. Un poco presto e con sentimento
IV. Presto agitato
————-
ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」 – 第3楽章 スケルツォ ハ短調 WoO 211.
Violin Sonata in A Minor, “F-A-E”: III. Scherzo in C Minor, WoO 2
竹澤恭子 – Takezawa Kyoko (ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン – Itamar Golan (ピアノ)
録音: 2009年5月28-31日, 6月1日 軽井沢大賀ホール
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ集(全曲) / 竹澤恭子, イタマール・ゴラン
世界のKyokoがデビュー20周年を記念し、ピアノの名手ゴランを迎えて放つ!
このアルバムは竹澤恭子が6年ぶりに放つニュー・レコーディング。2007年秋から3年間にわたり、デビュー20周年を記念して、3つのプログラム&3人のピアニストと意欲的なリサイタル・シリーズを行ってきたが、最終回となる2009年11月末からのリサイタルを前に、同じピアニストで世界のトップ・ヴァイオリニストたちから信頼も厚い名手イタマール・ゴランを迎えて、同じプログラムであるブラームスのヴァイオリン・ソナタを全曲レコーディングしたもので、パーヴォ・ヤルヴィなどを手がける名プロデューサー、フィリップ・トラウゴットの制作によるものです。
天賦の才に加えて、20年のキャリアで積み重ねられた揺ぎ無く傑出した音楽性と技術で録音されたこのアルバムは、ヴァイオリン・ソナタの歴史上、ロマン派音楽の傑作ソナタの誉れ高いブラームスのソナタ集の真の名演として、聴くべき高い価値があり、今や日本を代表するヴァイオリニストとして国内外で活躍する竹澤恭子の充実した「時」を表した瞠目すべきレコーディングです。
コメント