こんにちわ、
ともやんです。
アメリカ大統領選も終わりました。いや正確に言えば、トランプ大統領の敗北宣言なきまま、新政権に粛々と移行しているようです。
トランプ大統領が、ゴネている理由はいろいろ言われていますが、こうまで往生際が悪いと彼の行ってきた政策により嫌悪感を感じてしまいます。
スーザ 星条旗は永遠なれ
スーザの「星条旗は永遠なれ」を聴くと遠い大学生時代を思い出します。
今から42年前の1978年の夏。大学の先輩と二人で、1ヶ月間、アメリカとメキシコを旅しました。
就航したばかりの成田空港からで、いい思い出です。
そこで出会ったアメリカの人たちは、いい人ばかりでした。
ソルトレイクシティーでは、たまたま出会った日本人大学生が、電話ボックスで財布を忘れ、通りすがりのおじさんやおばさんが心配してくれて、警察まで案内して掛け合ってくれ、なんと数時間後は無事に見つかりました。
また、同じ、ソルトレイクシティーで、グレートソルトレイクから、街までてくてく歩いていると通りかかりの髭ずらの若者二人が「Ride?」と声掛けしてくれて、街まで送ってくれました。
またセントルイスでは、市庁の公園内を歩いていると、人の良さそうな、おじさんが声掛けしてくれて、「市長に会わないか?」なんていうので、先輩とまさか?とついて行くと、本当に市長の執務室にいかれ、なんとセントルイス市長と握手までしてきました。
グレイハウンドで旅をしていましたが、バスで知り合った少年やおばさんたちは、みんな異国からの若者に対し親切でした。
アメリカの文化やカルチャーを紹介し続けている映画評論家の町山智浩さんは、今での共和党、民主党の支持者たちは、主義主張が違っても仲良くやって来たのにの語っていました。そこにお互いに憎悪を生み出し、分断させたのがトランプ大統領だと思います。
個人的には、1989年のベルリンの壁崩壊の時に感じた開放感とは真逆の閉そく感を感じていた4年間でした。
スーザ アット・ザ・シンフォニー
さて、それはさておき、今回は、古き良きアメリカを感じさせるCDをご案内します。
ジョン・フィリップ・スーザ – John Philip Sousa (1854-1932)。
スーザは、アメリカのマーチ王と呼ばれ、「星条旗よ永遠なれ」「ワシントン・ポスト」「美中の美」「雷神」などの行進曲で知られています。
11月6日が166才の誕生日でした。
行進曲以外の作品はあまり知られていませんが、実は管弦楽作品も作曲しています。
ご紹介するのは、吹奏楽ではない、彼の管弦楽作品のみを集めたアルバムです。
オペレッタの序曲、組曲のほか、行進曲の管弦楽版など、一味違ったスーザサウンドを堪能できます。
ジョン・フィリップ・スーザ – John Philip Sousa (1854-1932)
1.(04:21)喜歌劇「アイルランドの竜騎兵」 – 序曲
The Irish Dragoon: Overture
2.(03:19)行進曲 「銃弾と銃剣」
March: Bullets and Bayonets
3.(04:19)夢想 – ニンファーリン
Reverie: Nymphalin
4.(02:23)行進曲 「ジャック・ター」(喜歌劇「クリスと不思議なランプ」より)
March: Jack Tar from Chris and the Wonderful Lamp
5.(02:55)優雅な歌と栄光の歌
Sacred Selection: Songs from Grace and Songs from Glory
6.(02:55)行進曲 「パワー・アンド・グローリー」
March: The Power and Glory
西世界の住人たち
Dwellers of the Western World
7.(03:16) Red man
8.(08:00) White Man
9.(03:28) Black Man
total(14:44)
10.(03:22)行進曲 「無敵の鷲」
March: The Invincible Eagle
11.(05:34)ガーシュウィンの「スワニー」によるユモレスク
Humoresque on Gershwin’s “Swanee”
12.(01:58)忠誠
Semper Fidelis
13.(05:35)カーンの「幸福を求めて」によるユモレスク
Humoresque on Kern’s Look for the Silver Lining
14.(03:05)テキサスの娘たち
Daughters of Texas
15.(03:21)星条旗よ永遠なれ
March: The Stars and Stripes Forever
ラズモフスキー交響楽団 – Razumovsky Symphony Orchestra
キース・ブライオン – Keith Brion (指揮)
スーザ:アット・ザ・シンフォニー(ラズモフスキー響/ブライオン)
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