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ハーゼルベック ベートーヴェン 交響曲全集

ベートーヴェン
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こんにちわ、
ともやんです。

タワーレコードのオンラインでは、交響曲全集のCD(Blu-ray Disc含む)が、70件以上が現在カタログに載っています。

一部、お取り寄せもありますが、ほとんど入手可能です。

売れている順に並べ直すと、順当だと思うもの、こんな大指揮者の全集がなんで下位に、と思うもの、また、上位に馴染みに無い指揮者の名前が挙がりってきたりとなかなか多彩で面白いです。

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ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管

トップ10にランクインした指揮者(2020年11月5日時点)で、この人誰?と思ったのが、マルティン・ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管弦楽団の全集です。

馴染のない指揮者は、古楽器出身の50代くらいまでの人が多いですが、ハーゼルベックは、ベテランです。

1954年11月23日生まれということですら、今年で66才。
指揮者としては、一番脂の乗った年代と思います。

以下にCDジャーナルの情報を引用します。

1954年11月23日生まれ、墺・ウィーン出身の指揮者/作曲家/オルガン奏者。名門音楽一家で育つ。主要な音楽祭に定期的に招待され、著名指揮者やオーケストラとの共演も多数。特にオルガン奏者として高く評価され、国際コンクールでは数多く入賞。50枚超のソロ作品を発表し、ウィーン宮廷礼拝堂オルガニストも務めるなど世界的に活躍。85年には古楽オーケストラ、ウィーン・アカデミー管弦楽団を創設。ハイドン、フックス、モーツァルトのウィーンゆかりの作曲家をはじめ、リストやブルックナー、2014年からはベートーヴェンの交響曲プロジェクトなど、精力的に演奏・録音を行なう。97年のオーストリア文化賞ほか受賞歴も多数。ウィーン大学教授。

なるほど、元々オルガン奏者として活躍されていたんですね。しかもウィーン・アカデミー管弦楽団を創設しています。

さて、全集より第九を聴きました。

小編成の古楽器ということで、各楽器の動きがよくわかるのと、金管やティンパニーの響きも粗野な部分も持ち合わせたスタイルです。

古楽器スタイルとしては、中庸な表現で、過激さは抑制されています。

素敵だなと感じたのは、声楽が入る部分で、合唱団も少人数なのか、楽器、特に木管との絡みが心地よいです。

この曲の持つ、格調の高さと透明さをよく表現していていいな、と感じました。

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ハーゼルベック ベートーヴェン 交響曲全集より 第九

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”

1.(14:29) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(14:21) II. Molto vivace
3.(13:41) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(23:05) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(65:36)

ラウラ・アイキン – Laura Aikin (ソプラノ)
ミヒャエラ・ゼリンガー – Michaela Selinger (メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム – Steve Davislim (テノール)
ホセ・アントニオ・ロペス – Jose Antonio Lopez (バリトン)
シネ・ノミネ合唱団 – Chorus Sine Nomine
ウィーン・アカデミー管弦楽団 – Vienna Academy Orchestra
マルティン・ハーゼルベック – Martin Haselbock (指揮)
録音: 26-27 September 2015, Grosser Redoutensaal, Hofburg, Vienna, Austria

ベートーヴェン: 交響曲全集 マルティン・ハーゼルベック 、 ウィーン・アカデミー管弦楽団

マルティン・ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から進めており、楽聖生誕250年となる2020年に完結した<リサウンド・ベートーヴェン>シリーズから、交響曲のみを抜き出し全集としてBOX化。

作曲者存命中に近い年代の楽器、あるいはその復元を用いることはもちろん、演奏会場も共に鳴る楽器であるという考えから、初演場所あるいはそれに準じた歴史的建造物を録音場所とするこのシリーズ。

「第九」では当時の慣例に倣って、合唱とソリストを管弦楽の前に配するという凝りようです。力強い演奏が作品の素晴らしさを際立たせていることも大きな魅力。記念の年ならではの好企画と言えるでしょう。



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