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テツラフ&ティチアーティ ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

テツラフ
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こんにちは。
ともやんです。

現代最高のヴァイオリニストの一人クリスティアン・テツラフと、「もっともエキサイティングな指揮者」ロビン・ティチアーティ。

注目の2人が奏でるベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲が登場しました。

テツラフにとっては、3度目の録音でまさに2020年のベートーヴェン・イヤーへの贈り物です。

1回目はギーレン、2回目はジンマンと異色の指揮者との共演でしたが、今回も1983年ロンドン生まれの俊英、ロビン・ティチアーティとの共演。

この二人の組み合わせなら、聴く前からわくわくします。

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テツラフ ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 カデンツァへのこだわり

オーケストラの伴奏が終わって始まる、テツラフのソロに驚きました。
なんと繊細でチャーミングな入り方なのか!

まるでささやくようにその入り方には驚きました。

カデンツァにこだわりを持つテツラフは、第1楽章にピアノ協奏曲ニ長調からのアレンジをしたものを置き(ティンパニが入るヴァージョン)、第2楽章と第3楽章は自身のオリジナル・カデンツァを使用しています。

同時収録のシベリウスにおいても、テツラフは抜群のテクニックと音楽性を発揮、終楽章では目が覚めるような快速テンポとユニークな解釈を聴かせるなど、2つの作品の新たな魅力を聴き手に提示します。

バックを務めるティチアーティは2009/10シーズンから26歳でスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者に就任、2014年にはグラインドボーン音楽祭の音楽監督となりました。

2017/18シーズンからはベルリン・ドイツ交響楽団(DSO)の音楽監督を務めるなど、高い評価を受ける俊英です。

この録音でも名門オーケストラを率いて、テツラフと真向から対峙、共に緻密な音楽を紡ぎだしています。

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テツラフの名盤 ベートヴェン ヴァイオリン協奏曲

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
Violin Concerto in D Major, Op. 61

1.(22:45) I. Allegro ma non troppo
2.(08:24) II. Larghetto
3.(08:48) III. Rondo: Allegro
total(39:57)

クリスティアン・テツラフ – Christian Tetzlaff (ヴァイオリン)
ベルリン・ドイツ交響楽団 – Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
ロビン・ティチアーティ – Robin Ticciati (指揮)
録音: 16-17 November 2018, Philharmonie Berlin

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ジャン・シベリウス – Jean Sibelius (1865-1957)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 47
Violin Concerto in D Minor, Op. 47

4.(15:05) I. Allegro moderato
5.(09:15) II. Adagio di molto
6.(06:48) III. Allegro ma non tanto
total(31:08)

クリスティアン・テツラフ – Christian Tetzlaff (ヴァイオリン)
ベルリン・ドイツ交響楽団 – Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
ロビン・ティチアーティ – Robin Ticciati (指揮)
録音: 30-31 October 2018, Groser Sendesaal, Haus des Rundfunks Berlin

ベートーヴェン&シベリウス: ヴァイオリン協奏曲集 クリスティアン・テツラフ

現代最高のヴァイオリニストの一人クリスティアン・テツラフと、<もっともエキサイティングな指揮者>ロビン・ティチアーティ。注目の2人が奏でるベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲が登場。

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まとめ

クリスティアン・テツラフは1966年生まれなので、まさに息子のようなティチアーティとの共演は楽しかったのではないかと思います。

まさに存分に楽しんで弾いている感じが、強く伝わってきます。

そしてティチアーティの伴奏は滑らかにして張りがあり、スケールは大きくありませんが、

テツラフの独奏を引き立てる様々な試みをしていて非常に好感が持てます。

素晴らしい演奏です。



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