こんにちは、
ともやんです。
スウェーデンという国には、行ってみたいと思います。
というよりも北欧には行ったことがありません。
一度行ってみたいと思っています。
ノルウェー、デンマーク、フィンランド、そしてスウェーデン。
北欧4国の中でもスウェーデンは、大国のように感じ、実際人口はもっとも多いです。
と言っても1,000万人に届かず、日本の約1.2倍の国土に、10分の一以下の人口です。
僕は以前から日本の人口は、多すぎると思っていました。
そのため世界一豊かな自然が、破壊されてきたのです。
おっと、日本の人口問題をここで語るものではありませんでした。
スウェーデン管弦楽名曲集2 なぜスウェーデンなのか?
さて、今日はスウェーデンの20世紀の作曲家たちが書いた管弦楽曲集のCDをご案内します。
スウェーデン管弦楽名曲集 2 (スウェーデン室内管/スンドクヴィスト)
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スウェーデン管弦楽名曲集2
とにかく何も言わずに聴いてください。
通常価格は税込みで1,393円。
タワーレコードでも割引していますし、Amazonでは中古が1,000円以下で購入できます。
そして僅か千円で手に入れられる幸せは大きいです。
このCDを知ったのは、アリアCD店主松本大輔氏の著書
『このNAXOSを聴け!』でした。
松本氏の文章を少し引用します。
“これ以上「北欧の抒情」の名にふさわしいアルバムに出合ったことはない。
中略
仕事面でどん底に叩き落されてもう2度と立ち上がれないと挫折しかかっていたときに、このなかのラーションの『弦楽のための小セレナード』に出合って救われた。
当時毎日のようにこの曲をかけて、誇張ではなく本当にすがるように聴いて、
ついえそうな自信と勇気と優しさを取り戻した。この1枚がなかったらいまの自分はなかった。”
松本氏にどんな試練があったのかは知りません。
しかし、毎日膨大なクラシックCDを扱い、そして聴いている松本氏が、すがったCDなのです。
それがベートーヴェンでも、ブルックナーでもなく、僕が名前も聞いたことがない、20世紀のスウェーデンの作曲家たちの曲なのです。
※ストックホルム
ラーシュ=エーリク・ラーションという作曲家
ちなみに松本氏がすがって聴いたラーシュ=エーリク・ラーションは、1908年、スウェーデン南部の街、オーカープで生まれ、スウェーデン音楽院に学んで、作曲家、指揮者として活躍した人です。
ただ活躍の場は、経歴を見る限り、スウェーデン国内に限られていたようです。
1986年に78歳で亡くなっています。
カラヤン、朝比奈隆と同い年。
『弦楽のための小セレナード』は、応援歌でも励ましの音楽でもありません。
ただ傍にいて寄り添って、くれるだけです。
だから余計、松本氏がすがった気持ちがわかります。
スウェーデン管弦楽名曲集 2 (スウェーデン室内管/スンドクヴィスト)
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『スウェーデン管弦楽曲集 第2集』
スウェーデン管弦楽名曲集2は聴いた方がいいです
『スウェーデン管弦楽曲集 第2集』
【曲目】
ラーション:
抒情的幻想曲 Op.54
弦楽のための小セレナード Op.12
弦楽のためのアダージョ Op.48
フルメリー:
フルート、弦楽とハープのための田園組曲 Op.13B
ブロムダール:
「眠れぬ夜」より アダージョ
アッテルベリ:
ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽のための組曲 第3番 Op.19-1
ラングストレム:
弦楽のための悲歌的ディヴェルティメント
【演奏】
サラ・リンドロフ(fl)
サラ・トロベーク(vn)
ヨハンナ・ペーション(va)
ペッター・スンドクヴィスト(指揮)
スウェーデン室内管弦楽団
スウェーデン管弦楽名曲集 2 (スウェーデン室内管/スンドクヴィスト)
『スウェーデン管弦楽曲集 第2集/スンドクヴィスト&スウェーデン室内管弦楽団』
北欧スウェーデンの小曲を収録した一枚。北欧らしい透明感漂うロマンティックなメロディを弦楽合奏が美しく奏でた名曲揃い。
中でも叙情的なフルートのソロと弦楽合奏によるフルメリーの「田園組曲」は一聴の価値あり。北欧の凛とした寒さの中に広がる田園風景を思わせます。
最後に
なお、スウェーデン管弦楽名曲集1は、全曲、名指揮者オッコ・カムとヘルシンボリ交響楽団の演奏で、
スウェーデン管弦楽名曲集 2 (スウェーデン室内管/スンドクヴィスト)
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こちらは躍動的なもの、劇的なものと
多彩な楽曲が収録されています。
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