村上春樹が教えてくれたショスタコのピアノ協奏曲1番と2番

ショスタコービッチ
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、ともやんです。

村上春樹さんの本に「古くて素敵なクラシック・レコードたち」とその続編「更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち」の2冊は、僕が所有している村上さんの本3冊のうちの2冊です。

この2冊は僕の愛読書です。

村上春樹ファンからは叱られそうですが、その他の作品もオーディブルでは聴いています。
ノルウェイの森」「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」は、オーディブルで聴いて感銘を受けました。

中には、オーディブルは読書ではない、という人もいますが、まあ、そんなかたいこと言わず、読書ではなく聴書とでも言えばいいんですかね。

ただ物語を知るという行為は一緒ですから、僕はオーディブルを使うようになってからは、圧倒的に作品に親しむことが増えました

あれっ?この記事では別にオーディブルの是非を語るものではないのでこの辺にしておきます。

スポンサーリンク

村上春樹とショスタコーヴィチ

先日、早稲田大学の本部キャンパスにある村上春樹ライブラリーを訪れました。
以前からその存在を知っていましたが、ようやく訪問することができました。

思いのほか、快適な空間で、くせになりそうです。
気軽に行けるんだったら、頻繁に訪れたいところですが、何分横浜の自宅からだとドア・ツウ・ドアで1時間30分前後も掛かるので、老い先短い自分としては、年に数回程度は訪れたいと思います。

そこで何をするかって?
そこの作業スペースで、ブログを書いたり、オーディオルームでジャズを聴いたりしたいなと思っています。

ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲

ショスタコーヴィチは、ピアノ協奏曲を2曲遺しています。

作品35の第1番は、1933年(27歳)の時に作曲されましたが、1948年でロンドンで出版されました。この辺の事情はわかりませんが、第二次世界大戦を挟んでいるので、その辺の事情もあったのでは、と推測します。

編成は、5部に分かれた弦楽合奏を1本のトランペットに限定されているので、「ピアノとトランペットのための協奏曲」と言われることもあります。

3つの楽章から成っていて、演奏時間は約22分です。

一方、第2番は、第1番より20年以上経って1957年に作曲されました。
当時19歳になる息子のマキシムのために作曲したもので、同年5月にマキシムの独奏でモスクワで初演されました。

3つの楽章から成っていて演奏時間も20分に満たない小規模なものです。
特にロマンティックな第2楽章は印象的で、ラフマニノフを思い出させます。

ピアノ協奏曲を聴いてみた

今回は、ナクソス・ミュージック・リブラリーに収録されていたので早速聴いてみました。

ショスタコーヴィチというと難解な作品もあるので、びくびくしながら聴いてみると、これがなかなか親しみやすいのです。

第1番は、アンドレ・プレヴィンの独奏とバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック。
第2番は、バーンスタインの弾き振りです。

2曲合わせても40分ほどなので、繰り返し聴きました。
どちらも村上氏が高校生時代にレコードを手に入れてから飽きずに繰り返し聴いている作品だそうです。

なんかわかるような気がしました。

CDの紹介

村上氏が紹介していた録音は、現在このCDで聴くことが出来ます。
ショスタコーヴィチが、息子のマキシムと「2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op. 94」を弾いている録音も収録されています。

ショスタコーヴィチ自身、非常にピアノが上手かったそうで、この録音で証明されています。

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (ピアノ)
マキシム・ショスタコーヴィチ – Maxim Shostakovich (ピアノ)

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35
Piano Concerto No. 1 in C Minor, Op. 35

1.(05:52) I. Allegro moderato
2.(07:43) II. Lento
3.(01:53) III. Moderato
4.(06:37) IV. Allegro con brio
total(22:05)

アンドレ・プレヴィン – Andre Previn (ピアノ)
ウィリアム・ヴァキアーノ – William Vacchiano (トランペット)
ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)

————————

ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op. 102
Piano Concerto No. 2 in F Major, Op. 102

5.(07:09) I. Allegro
6.(06:32) II. Andante
7.(05:21) III. Allegro
total(19:02)

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)

ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番、第2番(プレヴィン/バーンスタイン)

まとめ

本の中で、村上氏は、演奏者のプレヴィンとバーンスタインについて記しています。
録音当時、プレヴィンは、クラシックの録音が少なかったので、それまではジャズのピアニストや作曲家としてのイメージがあったそうです。
しかし、この録音では実に鋭く溌剌としてびっくりしたそうです。
そして音楽家として見直したとも記しています。

またバーンスタインは、NYフィル時代は、生きが良かったのにと懐かしそうに感じたようです。

僕自身、ヨーロッパに行ってからのバーンスタインをよく聴いていました。
しかし、ここ2~3年ほどは、NYフィル時代の録音をよく聴いています。
僕も当時のバーンスタインの躍動感溢れる演奏にとても魅力を感じている一人です。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました