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ムラヴィンスキー ベートーヴェン交響曲第5番 全てを粉砕する超名演

こんにちは、
ともやんです。

ムラヴィンスキー(1903-1988)は、旧ソ連の国宝と呼ばれた人です。

ただ旧ソ連当局にとって、彼は目の上のたんこぶ的な存在でもあったそうです。

ムラヴィンスキーは、芸術をする上で妨げとなる要求は、たとえ旧ソ連当局からであっても拒否しました。

そんなムラヴィンスキーを旧ソ連当局は、引きずりおろそうとしましたが、ムラヴィンスキーの偉大さは、国内外に響き渡っていました。

そんな旧ソ連時代の背景もあり、ムラヴィンスキーは、誰もが到達しえなかった高い目標を掲げ、それを成功させ、誰にも文句を言わせませなかったのです。

僕は、仕事でモスクワに10数回行きました。

最初に行ったのは、1987年ですから、まだムラヴィンスキーは健在でした。

当時は、1985年3月にソビエト連邦共産党書記長に就任しゴルバチョフの下、内政では停滞していたソ連の政治経済の抜本的改革を目指しペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)を断行、外交では新思考外交に基づき東欧の民主化革命を支持し冷戦を終結させた時代でした。

スターリンの恐怖政治の粛清時代を生き抜いた、ムラヴィンスキーは、この変化をどう感じていたのでしょうか。

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ムラヴィンスキー&レニングラードフィル ベートーヴェン交響曲第5番

ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第5番ハ短調作品67

Ⅰ(07:43)Allegro con brio
Ⅱ(09:51)Andante con molto
Ⅲ(05:08)Allegro
Ⅳ(09:23)Allegro

録音:1972年1月29日
Recorded live at the Grand Hall of the Moscow Conservatoire
モスクワ音楽院大ホールでのライブ録音

エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラードフィルハーモニー管弦楽団

先日、中古CDショップで、ロシア語で書かれているジャケットのセットを購入しました。

ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのベートーヴェンの交響曲選集で、1番、3番“英雄”、4番、5番、6番“田園”、7番の6曲が収録されています。

全てライブ録音で、3番、7番以外は、鮮明なステレオ録音なので嬉しいです。

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ムラヴィンスキー モスクワ音楽院ライヴ

実は、上記の1月29日の3日前のライブ録音CDを以前から持っていました。

以下、スペックです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

1.(08:12) I. Allegro con brio
2.(09:52) II. Andante con moto
3.(05:08) III. Allegro –
4.(09:36) IV. Allegro
total(32:48)

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 – Leningrad Philharmonic Orchestra
エフゲニー・ムラヴィンスキー – Yevgeny Mravinsky (指揮)
録音:1972年1月26日
Recorded live at the Grand Hall of the Moscow Conservatoire
モスクワ音楽院大ホールでのライブ録音

Mravinsky in Moscow エフゲニー・ムラヴィンスキー 、 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

1月26日は、Scribendum(スクリベンダム)レーベルから出ている「the art of Mravinsky in Moscow 1972に収録されている1枚で、デジタル・リマスターもロンドン・アビーロードスタジオで、名エンジニア、イアン・ジョーンズ氏が行っています。

26日と29日でわずか3日違いでなので、演奏時代は大きな違いはありません。

しかし、録音のせいか、リマスターのせいか、29日の方がずっと生々しい音で、ムラヴィンスキーの透徹した厳しい演奏がより際立って聴こえます。

この演奏、あの盤鬼こと評論家の平林直哉氏が、他の演奏に鉄槌を喰らわすような超ド級の名演を書いているくらい凄い演奏です。

ただ、その前置きとして、平林氏は、ムラヴィンスキーは、細部までこだわるあまり
いままでは、却って窮屈な演奏になっていたが、29日のライブをそんな欠点を払拭した名演と絶賛しています。


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