こんにちは、
ともやんです。
今日は、平成最後の日です。
1989年1月8日から始まった平成は、今日2019年4月30日で天皇陛下の退位をもって幕を閉じます。
平成の30年間は、僕にとっては結婚して、三人の子供たちの成長と仕事の充実、4匹の猫たちとの日々を送った人生の核になる期間でした。
昭和の30年間は、人間形成期、そして平成の30年は、それを活かした期間、令和は、僕にとっては下山の期間です。
でも下山こそ難しいとも言えますが。。。
ヤンソンス指揮バイエルン放送響 ベートーヴェン第九
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さて、平成最後の日に相応しい曲といえば、やはりベートーヴェンの第九です。
ヤンソンス&バイエルン放送響 ローマ教皇ベネディクト14世の御前演奏
そして演奏は、当代きっての巨匠マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団。
しかも2007年10月27日、ヴァチカンにて行われたローマ教皇ベネディクト14世の御前演奏。この唯一無二演奏で締めくくりたいですね。
ヤンソンスは、1943年ラトビアのリガの生まれ、若き日は、ロシアの生んだ20世紀の大指揮者ムラヴィンスキー(1903-1988)のもとレニングラードフィルの副指揮者を務めながら研鑽を積んだ人です。
そして、ムラヴィンスキー亡き後、世界に羽ばたいた指揮者です。
まさに平成時代が、彼の飛躍した時代と言えましょう。
まあ、ラトビア出身のヤンソンスには、日本の元号は関係ないですが。。。
演奏は素晴らしいの一言です。
こんな美しい第九は珍しいです。
バイエルン放送響もヤンソンスの指揮のもと、実の活き活きとした演奏を展開しています。
平成最後を飾るに相応しい、いやいや何度でも聴きたい第九です。
マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団 ベートーヴェン交響曲9番
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
1.(15:50) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(12:03) II. Molto vivace
3.(13:37) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(24:08) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(65:38)
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
クラッシミラ・ストヤノヴァ – Krassimira Stoyanova (ソプラノ)
リオバ・ブラウン – Lioba Braun (アルト)
ミヒャエル・シャーデ – Michael Schade (テノール)
ミヒャエル・フォッレ – Michael Volle (バリトン)
バイエルン放送合唱団 – Bavarian Radio Chorus
バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
マリス・ヤンソンス – Mariss Jansons (指揮)
録音: 27 October 2007, Aula Paolo, Vatican, Rome, Italy
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(ストヤノヴァ/ブラウン/シャーデ/フォッレ/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス)
7000人という大観衆を心酔させた名演。以前、DVDとSACDで発売されていた名盤を通常CDとして再発売。
2007年10月27日、ヴァチカンにて行われたローマ教皇ベネディクト14世の御前演奏です。
一分の隙もない美しいハーモニーを紡ぎ出す合唱団、国際的な知名度を誇るソリスト、そして、ヤンソンスの熱狂的な指揮こそ、この「高き理想と喜び」を歌いあげた交響曲にふさわしいものでしょう。
ナクソス・ジャパン
最後に
この記事のタイトルに改元記念と付けました。
ヤンソンスとバイエルン放送響の演奏とは、全く関係ありませんが、何かとこじつけしたいので付けてみました。
改元は、僕の取っては2回目。
昭和から平成は、天皇陛下の崩御ということもあり、当然事前には盛り上がることはありませんでした。むしろ自粛という雰囲気がありました。
しかし、平成から令和は、天皇陛下の退位と新天皇の即位が続くのでお祝い気分です。
僕は、第九を聴きながら静かに令和を迎えます。
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