メルマガ登録

クナッパツブッシュ ブルックナー交響曲第8番 ’51年ライブが凄い!

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

植村攻著『巨匠たちの音、巨匠たちの姿』という本があります。

1954年から58年までの4年間、銀行員としてロンドン支店に勤務をしていた、著者の植村攻氏が、忙しい仕事の合間に、というよりも仕事に優先して、ザルツブルクやバイロイトの音楽祭に通い、多くの巨匠たちの演奏に接した体験を生き生きと描いた良書です。

僕は、まだ完全に読み切っていませんが、この本の第三章「指揮の巨匠たち」で、クナッパツブッシュとクレンペラーに関して、十数ページ以上割かれています。

その他の指揮者に関しては、せいぜい数行なので、植村氏は、この二人の指揮者には相当魅せられたのだと思います。

それは録音でしか知らない僕にとってもこの二人の指揮者は特別で、LP、CDで彼らの演奏を聴いていて飽きることはありません。

多分、この世を去るまで聴き続けるでしょう。

植村氏の著書では、バイロイトでクナッパーツブッシュのワーグナーを何度も聴きながら、その姿をほとんど見ることがなかったことを残念そうに書かれています。

というのもオペラの場合、指揮者とオーケストラは、オーケストラピットに入っていて見えないのと、演奏が終わった後に、指揮者が舞台に上がって挨拶するのですが、クナッパツブッシュは、そういうことが苦手だったようで、わずかに十数秒みただけだったそうです。

スポンサーリンク

クナッパツブッシュ ベルリンフィルとのブルックナー第8番

クナッパツブッシュのブルックナーの交響曲第8番というと、晩年63年のミュンヘンフィルとの演奏が有名です。

僕もとても深い感銘を受ける名盤ですが、ミュンヘンフィルよりも12年前のベルリンフィルとの演奏も凄いです。

しかも、放送局の録音で残っていて、音質も良く、ベルリンフィルの艶やかな弦の音が聴きものです。

僕は、正直ベルリンフィル盤の方が好きです。

何と言っても音が艶やかで、生命力に溢れています。

演奏時間もミュンヘンフィル盤が約85分、ベルリンフィル盤が約78分と、テンポも速く、その分覇気に溢れています。

ハンス・クナッパーツブッシュ・RIASコンプリート・レコーディングス(1950-1952)

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第8番 ハ短調 WAB 108 (1892年稿)
Symphony No. 8 in C Minor, WAB 108 (1892 version)

1.(15:05) I. Allegro moderato
2.(14:03) II. Scherzo: Allegro moderato – Langsam
3.(26:55) III. Adagio: Feierlich langsam, doch nicht schleppend
4.(22:35) IV. Finale: Feierlich, nicht schnell
total(78:38)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)

ハンス・クナッパーツブッシュ・RIASコンプリート・レコーディングス(1950-1952)

auditeからクナの5CDセット! フルトヴェングラーに続き、驚嘆の蔵出し音源!
クナッパーツブッシュRIAS録音 1950-1952年なんとauditeから、クナッパーツブッシュのRIAS録音集が登場! ハンス・クナッパーツブッシュはベルリン・フィルに度々客演し、戦後もカラヤン時代最初期の1956年までその関係が続きました。このセットには1950年から1952年までの録音が収録されています。いずれも過去にLP、CDで発売され話題になったものばかりです。
お得意のブルックナー、濃厚かつ豪快な味わいのベートーヴェン、ユーモアに溢れたシュトラウス、ロマンティシズムたっぷりのチャイコフスキーなど、いずれも素晴らしい名演。
中でもシューベルトの未完成交響曲は、クナッパーツブッシュの資質が曲と合致した超ド級のスケールで、必聴の名演です。
また数日違いのスタジオ録音とライヴ録音の二種の録音を収録、音楽の微妙な違いを比べられるのもファンにとってはたまらないでしょう。
auditeはフルトヴェングラーのRIAS録音集でも、従来の音源とは明らかに次元の異なった高音質を提供、ここでも放送局秘蔵の蔵出し音源で素晴らしい音質を実現しています。クナの未発表写真、当時の批評等、貴重な資料も充実しております。
キングインターナショナル



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました