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サヴァール メサイア

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こんにちは、
ともやんです。

ヘンデルの代表曲オラトリオ「メサイア」が初演されたのが、1742年4月13日、アイルランドのダブリンででした。

つまり今からちょうど280年前ということです。

今日は、スペイン出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で指揮者のジョルディ・サヴァールの演奏で聴いてみました。

ちなみにヴィオラ・ダ・ガンバとは、チェロの前身にあたる古楽器です。
サヴァールは、17世紀フランスの作曲家マラン・マレー(1656-1728)の音楽が、チェロで演奏されるのに違和感を持ち、ヴィオラ・ダ・ガンバを専門に学び研究したそうです。

またサヴァールは、マラン・マレーを描いた91年の仏映画『めぐり逢う朝』のサウンドトラックを担当し、高い評価を得ています。

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ヘンデル メサイア 初演

イギリスの著述家でシェークスピア研究家でもあったチャールズ・ジェネンズが受難週の演奏会のために台本を書きました。

そんな中、アイルランドの慈善事業としてオラトリオ演奏会の計画が持ち上がり、作曲をヘンデルの依頼されました。

ヘンデルの先のジェネンズの台本を基に1741年8月22日から9月14日までの24日間で書き上げたのがオラトリオ「メサイア」です。

ヘンデルは、1741年11月から42年9月までアイルランドに長期旅行に出掛けましたが、その間4月にダブリンで初演されたというわけです。

初演は大成功で、ダブリンの聴衆は熱狂を持って迎えました。
その成功に端を発し、ヘンデルの生前何度も改訂と再演が行われました。

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ヘンデル メサイア 個人的思い出

僕個人的には、ヘンデルのメサイアをCDで聴くだけには飽き足らず、ちょうど世紀が変わる、2000年にメサイアを歌う合唱団に入団し、2001年12月24日のクリスマスイブに秋山和慶指揮東京交響楽団の共演で歌いました。

20年以上経った現在でもその時の感動は忘れることは出来ません。

そして現在所属している合唱団でもコロナ禍で2年間の中断がありましたが、2023年中の公演を目指して練習を再開しました。

なお、指揮者のジョルディ・サヴァールの簡単なプロフィールを以下に記します。

1941年8月1日生まれ、スペイン・バルセロナのイグアラダ出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で指揮者。
スイスの古楽を専門とする音楽大学、バーゼル・スコラ・カントールムでヴィオラ・ダ・ガンバを専攻。
74年に古楽演奏グループのエスペリオンXX(のちにエスペリオンXXIと改称)を結成し、妻であるモンセラート・フィゲーラスとともに古楽ファンに広く知られる存在に。
87年にはラ・カペラ・レイアルを、89年にはル・コンセール・デ・ナシオンを設立。
by タワーレコード

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サヴァール メサイア

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル – George Frideric Handel (1685-1759)
オラトリオ「メサイア」 HWV 56
Messiah, HWV 56
作詞 : 新約聖書 – Bible – New Testament

レイチェル・レドモンド – Rachel Redmond (ソプラノ)
ダミアン・ギヨン – Damien Guillon (カウンター・テナー)
ニコラス・マルロイ – Nicholas Mulroy (テノール)
マティアス・ヴィンクフレル – Matthias Winckhler(バリトン)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ – Capella Reial de Catalunya, La
ル・コンセール・デ・ナシオン – Concert des Nations, Le
ジョルディ・サヴァール – Jordi Savall (指揮)
録音:2017年12月18-19日、ヴェルサイユ(フランス)

ヘンデル: メサイア ジョルディ・サヴァール ル・コンセール・デ・ナシオン ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ

サヴァールがメサイアを録音しました!そのやわらかな管弦楽の響きは見事。歌唱陣も素晴らしい歌声を聴かせてくれます。すべてが自然であたたかい風合いのメサイアとなっております。

ソリスト陣も充実。スコットランド出身のレイチェル・レドモンド(ソプラノ)はクリスティ主宰の「声の庭」に選ばれた才能の持ち主。ダミアン・ギヨンはBCJでもおなじみの名手。ニコラス・マルロイはリヴァプール出身、ガーディナーとの共演も多いテノール。ミュンヘン出身のマティアス・ヴィンクフレルは1990年生まれ、2014年ザルツブルク・モーツァルト国際コンクールで第1位に輝いた若手注目株です。
キングインターナショナル



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