こんにちは。
ともやんです。
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラのマーラー交響曲第2番”復活”がおすすめです。
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僕は、小澤征爾の指揮に一度だけ接したことがあります。
いまからもう30年ほど前ですが、昭和女子大学人見講堂での新日本フィルとのコンサートでした。
プログラムは、ベートーヴェンの交響曲第3番”英雄”
なんといっても魅了されたのは、小澤さんのしなやかな指揮姿です。
その華麗な棒さばきのもと、新日本フィルが、その指揮棒にピタッと反応をしていて様が見事でした。
僕は、日本人指揮者では朝比奈さん、コバケンさんの演奏を何度も聴きに行っていますが、あれだけ指揮棒の先の微妙な動きにオーケストラが反応する様は見たことがありませんでした。
小澤征爾&サイトウ・キネンの名演 マーラー交響曲第2番”復活”
グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第2番 ハ短調 「復活」
Symphony No. 2 in C Minor, “Resurrection”
作詞 : 伝承 – Traditional
作詞 : フリードリヒ・ゴットリープ・クレプストック – Friedrich Gottlieb Klopstock
菅英三子 – Emiko Suga (ソプラノ)
ナタリー・シュトゥッツマン – Nathalie Stutzmann (アルト)
晋友会合唱団 – Shinyukai Choir
関屋晋 – Shin Sekiya (合唱指揮)
サイトウ・キネン・オーケストラ – Saito Kinen Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)
1.(20:54) I. Allegro maestoso
2.(10:03) II. Andante moderato
3.(10:21) III. In ruhig fliessender Bewegung
4.(04:59) IV. Urlicht
5.(34:36) V. Finale: Im Tempo des Scherzos
total(80:53)
録音:2000年1月 東京文化会館 ライヴ
【Blu-spec CD2】 マーラー:交響曲第2番「復活」 小澤征爾
小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラによる、マーラーの交響曲チクルス第1弾となったアルバム。かつて1980年代に、小澤は当時の手兵ボストン交響楽団とともにマーラーの交響曲全集を完成させており、マーラーのスペシャリストとしての呼び声も高い指揮者だが、今回のオーケストラは世界中の名手を集めたサイトウ・キネン・オーケストラ、各所ですばらしいソロが繰り広げられ、またアンサンブルも臨時編成とは思えない素晴らしさを感じさせる。タワーレコード
小澤征爾のマーラー バーンスタインと対極の美演
僕は、マーラーの交響曲でよく聴くのが、1番、2番、9番です。
その中でも2番「復活」は、壮大は構図を持つ壁画のようであり、その中に親しみやすい旋律に溢れ、マーラーをこれから聴こうという人にも取っつきやすい曲だと思います。
マーラーの演奏というとまず挙げなければならないのが、レナード・バーンスタイン。
情感たっぷりの濃厚な演奏は、胸を鷲づかみにされるような感動を覚えるのも確かですが、気軽に聴けないというデメリットにあります。
なぜなら、僕は自宅でマーラーを気楽に聴きたいと思っている人だからです。
特にはバーンスタインもいいですが、いつもいつもでは胃にもたれます。
いくら美味しいからと言って毎日ステーキはさすがに辛いです。
時にはあっさりとして色彩豊かな和食が食べたいものです。
ということで小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラがおすすめ。
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小澤征爾は一部の評論家からはスマートすぎると酷評もありますが、僕は大好きです。
そのバランスの良さは、どんなに熱狂しても常に冷静さをもっています。
同世代の岩城宏之氏さんがとっくに逝かれてしまったので、小澤さんには少しでも長生きして名演を聴かせてほしいです。
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