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デイヴィッド・ギャレット パガニーニ 24のカプリース

パガニーニ
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こんにちは、
ともやんです。

村上春樹氏の小説は「海辺のカフカ」しか読んだことがありません。しかし、この作品を読んだだけでも村上氏の音楽好き、そしてマニアぶりも伝わってきます。
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「大公」が登場しますが、演奏家にまで記述が及ぶのは他の作家では少ないのではないでしょうか。

そんな村上氏の音楽への思入れが伝わってくるのが「古くて素敵なクラシック・レコードたち」というエッセイ集です。

村上氏は、1冊では物足りなかったというか、好きなレコードを聴く楽しみには、果てがありませんということで、続編が出ました。「更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち」です。

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デイヴィッド・ギャレット パガニーニ 24のカプリース

さて、続編「更に、・・・・」で最初に取り上げているのが、ヴァイオリンの鬼才ニコロ・パガニーニ(1782-1840)の24のカプリース。

村上氏は、1947年にレコーディング史上初めて全曲を録音したルジェーロ・リッチのレコードはじめ5枚を取り上げています。

ただ僕は残念ながらどれも聴いておらず、シューマンがピアノ伴奏を付けた編曲版をスーパースター、デイヴィッド・ギャレットが、まだ15歳の少年の時に録音したものを聴きました。

15歳と言ってもギャレットは、前年の14歳の時には既にドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶなどプロとしてしっかり活動を始めています。

なおデイヴィッド・ギャレットは、1980年9月4日生まれと僕と同じ誕生日。つまち先日43歳の誕生日を迎えたばかり。

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かなり前からクラシックだけに留まらず幅広い活動をしているギャレットですが、この15歳の録音からは、パガニーニの作品に真摯にひたむきに向き合う姿が伝わってきて、ああ、若いっていいなぁと過ぎ去った遠い過去を思い起させる名盤だと思います。

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デイヴィッド・ギャレット パガニーニ 24のカプリース シューマン編

ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
パガニーニ – 24のカプリース Op. 1, WoO 25 – カプリース第10番 ト短調
Paganini – 24 Caprices, Op. 1, WoO 25
total(78:58)

デイヴィッド・ギャレット – David Garrett (ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ – Bruno Canino (ピアノ)
録音: June 1996, Grimisuat, Tibor Varga Foundation Studio, Switzerland

パガニーニ:24のカプリース(シューマン編/ピアノ伴奏版) デイヴィッド・ギャレット 、 ブルーノ・カニーノ

今やスター・ヴァイオリニストとして活躍するデイヴィッド・ギャレットが、16歳になる直前に録音したパガニーニのカプリース。第1番から第23番までを、シューマン編曲によるピアノ伴奏版で収録した珍しいアルバムです。
テクニックもさることながら、10代とは思えない豊かな表現力に圧倒されます。



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