メルマガ登録

ヨッフム ブルックナー シュターツカペレ 交響曲全集

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

来年の2024年ブルックナーの生地リンツに行こうと思っています。
特に何もなければ行く予定です。
ウィーンとリンツのコンサートでベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」を歌うためです。
まあ、行くこと自体は難しくはないですが、なんと言っても曲を歌えるようになるのがもっとも重要と言えますが。。。

スポンサーリンク

ブルックナー 交響曲第4番 ロマンティック

ブルックナーの交響曲第4番は、「ロマンティック」という名称があるので、知名度は高く親しみやすいです。僕は、ブルックナーの交響曲では、一番最初に聴きました。

ただ、作品の内容的には他の作品を聴き進んでいくと、親しみやすいくはありますが、内容的にはブルックナーの魅力を最大限に感じるには物足りないと感じます。

僕が、「ロマンティック」のLPを初めて買ったのは、高校に入学直前で、カラヤン&ベルリン・フィルの1971年イエス・キリスト教会で録音されたEMI盤でした。今でも大切に持っているレコードです。

最初にカラヤンの演奏に接したためか、しばらく他の演奏に馴染むことが出来ませんでした。つまりカラヤンの豪奢で華やかな、ベルリン・フィルの圧倒的アンサンブルに心酔していたためです。

しかし、その後聴く力が付いてくると、カラヤンの演奏も冷静に聴くことが出来るようになりました。

スポンサーリンク

ヨッフムとカラヤン ブルックナーのロマンティック

ブルックナーのロマンティックの演奏で対極にあるのが、オイゲン・ヨッフムの演奏ではないかと思います。

ヨッフム(1902-1987)とカラヤン(1908-1989)は、同世代に活躍した指揮者。フルトヴェングラーの他界した後の後任候補として名前も挙がったとも何かで読んだことがあります。

カラヤンのリーダーとしての圧倒的な統率力に対して、もっとオケのメンバーとの仲間意識を大切に音楽を構築するタイプかなと感じます。

岩城宏之氏のエッセイにもありましたが、終演後仲間とわいわいやっている雰囲気があります。一方、カラヤンにはそんなイメージは感じません。

だからでしょうが、ヨッフムのロマンティックを改めて聴くと何か素朴でほのぼのとして生命力に溢れた躍動感が味わうことが出来るのです。

その味わいを知ったら、もうヨッフムの演奏から離れられなくなります。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ヨッフム ブルックナー シュターツカペレ ロマンティック

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 WAB 104 (1886年稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, “Romantic” (1886 version, ed. L. Nowak)

1.(17:52) I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(16:44) II. Andante quasi allegretto
3.(10:07) III. Scherzo: Bewegt
4.(20:20) IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(65:03)

シュターツカペレ・ドレスデン – Dresden Staatskapelle
オイゲン・ヨッフム – Eugen Jochum (指揮)
録音: 7 December 1975, Studio Lukaskirche, Dresden, Germany

ブルックナー 交響曲全集 オイゲン・ヨッフム シュターツカペレ・ドレスデン

ヨッフムの人生の集大成とも言えるシュターツカペレ・ドレスデンとのブルックナー交響曲全集

ヨッフムは若い頃からブルックナー作品に熱心に取り組み、やがてブルックナー協会総裁も務めるなど権威としてその名を知られるようになります。

交響曲全集も2回録音しているほか、個別の録音も数多く存在しますが、晩年に東ドイツまで出向き、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮して聖ルカ教会でのこのセッション録音全集は、ドイツ・オーストリアでのさまざまなヴァージョンによる演奏など、数々の経験を膨大に蓄積したヨッフム晩年の方法論が反映された演奏として注目される内容を持っています。

その演奏は重厚で堂々たるスケールを持っていますが、決してスタティック一辺倒なものでは無く、十分に動的な要素にも配慮された起伏の大きな仕上がりによる、素晴らしい名演奏です。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました