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ロベルト・フックス チェロソナタ 第1番&2番

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こんにちは、
ともやんです。

読者の方から、以前このブログでブラームスのチェロ・ソナタを取り上げましたが、一緒に収録されているフックスのチェロ・ソナタも素晴らしいです、とコメントを頂きました。

https://wp.me/pamKHz-2Ln

早速聴き直して、その素晴らしさに感じ入りました。
しかもまだまだ残暑の続くこの頃ですが、朝夕に秋の気配を感じるようになるとチェロの音色に懐かしさと心地よさも感じるようになりました。

そんなことで今一番おすすめしたいCDをご案内します。

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ロベルト・フックスについて

ロベルト・フックスは、1847年2月15日生まれ1927年2月19日ウィーンで死去したオーストリアの作曲家。

以前取り上げたCD<https://wp.me/pamKHz-2Ln>では、ブラームスと同時代の作曲家と紹介さていますが、フックスはブラームスよりも14歳年下でブラームスの死後も30年も生きています。

フックスは、ウィーン音楽院(現ウィーン国立音楽大学)の教授を務めていて、その後活躍する多くの作曲家の指導を行っています。

著名な人では、マーラー、ヴォルフ、シベリウス、チェムリンスキーなどいます。

また仕事が早い人だったようで、教鞭をとりながらも多くの作品を残しています。
3つの交響曲、弦楽セレナード、歌劇や合唱曲、ピアノ三重奏曲、四重奏曲や弦楽四重奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタなどを残しています。

現在、CDでもチェロ・ソナタやヴァイオリン・ソナタ、弦楽セレナードなどはカタログで確認できます。今回チェロ・ソナタを聴きましたが、その素晴らしさを知ったことから改めてフックスの特集を組んでみたいと思います。

作品を聴いているとブラームスはじめ、シューマン、メンデルスゾーンの影響が感じられ、その洗練された曲想に哀愁を感じます。

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フックス チェロ・ソナタ第1番&2番

ロベルト・フックス – Robert Fuchs (1847-1927)
チェロ・ソナタ第2番 変ホ短調 Op. 83
Cello Sonata No. 2 in E-Flat Minor, Op. 83

1.(08:45) I. Allegro moderato assai
2.(05:27) II. Adagio con sentimento
3.(05:11) III. Allegro vivace
total(19:23)

——————

チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 Op. 29
Cello Sonata No. 1 in D Minor, Op. 29

4.(12:44) I. Molto moderato
5.(04:10) II. Scherzo: Allegro
6.(02:50) III. Adagio
7.(09:23) IV. Allegro non troppo ma giocoso
total(29:07)

マルティン・オステルターク – Martin Ostertag (チェロ)
オリヴァー・トリンドル – Oliver Triendl (ピアノ)
録音: December 2004, Hans-Rosbaud-Studio Baden-Baden, Germany

フックス:チェロ・ソナタ第1番、第2番/幻想小曲集(オステルターク/トリンドル)

The name of Robert Fuchs appears often in the biographies of his distinguished pupils at the Vienna Conservatory, including Mahler, Sibelius, Hugo Wolf and Zemlinsky. He won his first success as a composer in Vienna in the 1870s and was held in high esteem by Brahms, who gave him practical encouragement.

ロベルト・フックスの名前は、マーラー、シベリウス、フーゴ・ヴォルフ、ツェムリンスキーなど、ウィーン音楽院で学んだ著名な弟子たちの伝記にたびたび登場する。彼は1870年代にウィーンで作曲家として最初の成功を収め、ブラームスから高く評価され、実践的な励ましを受けた。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーより



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コメント

  1. 伊藤俊明 より:

    こんにちは。何気なく記事を見たら自分のコメントを見つけてびっくり。しっかり返信を頂いていたんですね。私は室内楽曲で短調の無名な名曲を探求していて、将来それらを紹介する書籍の出版を計画しています。現在名曲のストックは200余り。但し本当に求めているのは両端楽章が短調の作品です。残念ながらフックスのチェロソナタはどちらもフィナーレが長調です。そこで紹介したいのが1、3、6番のヴァイオリンソナタです。いずれもフィナーレが短調で私のコンセプトに合致します。私はクラシック音楽に傾倒して46年経ちますが、室内楽曲だけは手付かずで、隠れた名曲の多さいつも感動しています。これからもこのコーナー、楽しみにしています。

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