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小澤征爾 シェエラザード シカゴ響 1969

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こんにちは、
ともやんです。

3月18日はリムスキー=コルサコフの誕生日。

1944年3月18日ティシュウィン(Tichwin)※の生まれなのですが、僕の持つ古い名曲事典(1969年音楽之友社発行)では、3月6日(18日)生まれとなっています。
3月6日としているのはユリウス暦で、現在の暦ではやはり18日が正しいようです。
この辺のことは、奥が深いので触れないでおきます。
※僕の資料には、ティシュウィンと表記されていましたが、チフヴィンともいうようです。サンクトペテルブルクの東約216キロに位置する人口6万人弱の街です。

若き日の小澤征爾

村上春樹さんの小説は読んでいないんですが、昨年初めて村上さんの著書を購入しました。『古くて素敵なクラシック・レコードたち』では、「若き日の小澤征爾」という章で小澤征爾の30代の録音を取り上げています。

著書で取り上げているレコードは6枚で、ロンドン響、シカゴ響、ニュー・フィルハーモニア管、トロント響で録音年が1966年から73年で小澤征爾が33歳から38歳に掛けて行われたものです。

小澤は、1973年にボストン響の音楽監督に就任しているので、1958年23歳の時にスクーターに乗って単身日本を飛び出してからの音楽的軌跡を聴くことが出来るのです。

さてこの本の中で村上氏は『小澤征爾さんと、音楽について話をする』という本を書くとき、インタビューのために小澤征爾の若き日のレコードを山と積み片っ端から聴いたそうです。

そして聴き終えた時、その質の高さに圧倒されたと告白しています。

村上氏がこの本の章で取り上げたレコードの中には、「シェエラザード」は含まれていませんが、世界一流のシカゴ響、しかもそれぞれ一家言を持つ海千山千の楽団員たちを思うように動かさなくてはならないのです。

しかし、東洋の島国からやってきたやせっぽちの青年はそれをやったのでした。
シカゴ響との剛毅な演奏がここに聴くことができます。

小澤征爾 リムスキー=コルサコフ シェエラザード

ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ – Nikolay Andreyevich Rimsky-Korsakov (1844-1908)
シェエラザード Op. 35
Scheherazade, Op. 35

1.(09:38) I. The Sea and Sinbad’s Ship
2.(11:52) II. The Kalender Prince
3.(09:45) III. The Young Prince and the Young Princess
4.(11:58) IV. Festival at Baghdad – The Sea – The Ship Breaks against a Cliff Surmounted by a Bronze Horseman
total(43:13)

シカゴ交響楽団 – Chicago Symphony Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)

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アレクサンドル・ポルフィリエヴィチ・ボロディン – Alexander Porfir’yevich Borodin (1833-1887)
歌劇「イーゴリ公」 – 第2幕 ポロヴェツ人の踊り(だったん人の踊り)
5.(13:27) Prince Igor (Knyaz Igor), Act II: Polovtsian Dances

シカゴ交響楽団 – Chicago Symphony Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)

リムスキー=コルサコフ:シェエラザード/ボロディン:だったん人の踊り(シカゴ響/小澤征爾)

世界的指揮者、小澤征爾が2015年9月1日に80歳を迎える記念としてカタログ音源を一気にシリーズ化発売。本作は、あふれる叙情感と熱い気迫が伝わるオザワのロシア音楽。1969年2月録音。



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