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小澤征爾 プーランク グローリア&スターバト・マーテル

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こんにちは、
ともやんです。

僕が所属する高津市民合唱団は、1990年創設で約100名前後の団員を要し、34年間川崎市高津区を中心に活動を続けています。

先日の5月6日に第30回の定期公演を終了したばかりです。
そして翌週からは、2025年8月24日(日)の公演を目指して練習を開始しました。
次回のプログラムのメインは、フランシス・プーランク(1899-1964)の宗教曲「グロリア」と「スターバト・マーテル」

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プーランク グローリア&スターバト・マーテル

僕は、中学時代に母からプレゼントされた『名曲事典』属啓成(さっかけいせい)著(1902-1994朝鮮出身の音楽学者・音楽評論家)音楽之友社刊という700ページに及ぶぶ厚い事典をいまでも持っていて、なにかと資料として使っています。

1969年が最初の出版なので、情報としては古いですが、その時期まで活動していた作曲家のプロフィールや作品の紹介など多くの情報は盛り込まれているので、長く使っています。

その中で、プーランクについて、次のように記されています。

“プーランクの創作はオネゲルほど大胆でもなく、ミヨーほど多産的でもないが、軽快で趣味のよいのが特徴である。傾向としてはサティや、とくにラヴェルの影響も認められるが、ハーモニーもリズムも古典的であり、主題法もおおむね規則的なベリオーデをなし、そんなことから「新古典主義」としても分類されている一方、フランス特有の軽妙さがあって民族的な傾向も強い。”

今回、まず作品に接するということで、小澤征爾指揮ボストン響、キャスリーン・バトルの独唱、タングルウッド祝祭合唱団の録音で聴きました。

小澤さんの指揮だからだろうが、軽快で趣味が良い、というのと軽妙さという表現がまさにピッタリの作品だと感じました。

また20世紀の現代音楽特有の無調的な分かりにくさもなく、これは好きになれる作品だなと感じました。合唱団の一員として歌には、最低その作品が好きという感情が働かないと無理だと思いますが、この作品には打ち込めると直感しました。

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小澤征爾 プーランク グローリア&スターバト・マーテル

フランシス・プーランク – Francis Poulenc (1899-1963)
グローリア FP 177
1.(24:12) Gloria, FP 177

スターバト・マーテル FP 148
2.(28:36) Stabat mater, FP 148

作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text
キャスリーン・バトル – Kathleen Battle (ソプラノ)
タングルウッド祝祭合唱団 – Tanglewood Festival Chorus
ボストン交響楽団 – Boston Symphony Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)
録音: November 1987, Symphony Hall, Boston, United States

プーランク:≪グローリア≫≪スターバト・マーテル≫ 小澤征爾 、 ボストン交響楽団

都会的で洒脱な作品を書く一方、30代後半から宗教的作品を書き始め、多くの優れた宗教音楽を残したプーランク。

このアルバムにはソプラノ独唱と合唱・管弦楽による2曲を収録。

小澤征爾の明快で巧みな指揮が、プーランク独特の多彩な響きを見事に導き出しています。



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