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ケーゲル モーツァルト ミサ曲集 with ハイルマン

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こんにちは、
ともやんです。

合唱団の伝手で、次のコンサートに誘われました。
僕は生憎予定があり行けないのですが、内容が良いのでご案内します。
僕自身、行けないのが残念でならないのですが。
↓ ↓ ↓
07.27Sat.2024 ハイルマン・オーケストラと5人のソリスト シンフォニーコンサート 神奈川県立音楽堂

ソプラノの阿久津麻美さんが職属する合唱団とお付き合いがあり、僕自身もお話ししたことがあるのですが、とても素敵な方です。

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ハイルマン・オーケストラについて

まず、ウーヴェ・ハイルマンの紹介から。
1960年ドイツ生まれのテノール歌手。20歳でモーツァルトの歌劇「魔笛」のタミーノ役でデビュー。25歳でザルツブルク音楽祭に出演。27歳でウィーン国立歌劇場、28歳でアメリカのメトロポリタン歌劇場、イタリアのミラノスカラ座に出演するなど声楽界トップの舞台で活躍してきました。

この人凄いと思ったのが、1991年に録音された、クルト・マズア指揮ゲヴァントハウス管と共演したベートーヴェンの第九でのソロで、他のソリストより突き抜けた魅力を発揮していました。少なくても僕にはそう感じました。

そんな大物歌手が、どうして日本に?
それはソプラノ歌手の中村智子との結婚を機に、日本に移住したそうです。
沖縄県立芸術大学教授、鹿児島国際大学教授などを経て、2024年4月には洗足学園音楽大学客員教授に就任しました。そして指揮者として活動の幅を広げられています。

ハイルマン・オーケストラは、そんな声楽会の頂点を極めたドイツのテノール歌手ウーヴェ・ハイルマン(1960年ドイツ生まれ)が、2022年に結成したオーケストラです。

ハイルマン氏が「自分の中の音楽の魂を日本の音楽家に伝えたい」という思いを実現させるためという志の下結成されました。

コンサートマスターには、ハイルマンが鹿児島の大学で教鞭をとったときからの盟友のヴァイオリニスト長田新太郎が就任し、気鋭の音楽家が集まっています。

一緒に結成したハイルマン合唱団と共に、昨年2023年4月に東京の第一生命ホールでのJ.S.バッハの「マタイ受難曲」を皮切りにヘンデルの「メサイヤ」ハイドンの「天地創造」などの大作に取り組んでいます。

今回ご紹介するケーゲルのミサ曲集は、2020年にタワーレコード限定で発売されたものです。ヘルベルト・ケーゲル(1920-90)の生誕100年を記念しての企画盤です。

ここでは、声楽界のトップへと飛躍するハイルマンの輝く声を聴くことが出来ます。

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ケーゲル モーツァルト ミサ曲集 with ハイルマン

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ミサ曲 ハ長調「ドミニクス」 K. 66
(40:49) Missa in C Major, K. 66, “Dominicus”
録音: June 1988, Unknown, Leipzig, Germany

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ミサ・ブレヴィス ト長調 K. 49
(22:10) Missa brevis in G Major, K. 49
録音: June 1988, Unknown, Leipzig, Germany

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三位一体の祝日のためのミサ ハ長調 K. 167
(31:15) Missa in honorem Sanctissimae Trinitatis in C Major, K. 167

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作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text
エディット・マティス – Edith Mathis (ソプラノ)
ローズマリー・ラング – Rosemarie Lang (コントラルト)
ウーヴェ・ハイルマン – Uwe Heilmann (テノール)
ヤン=ヘンドリック・ローテリング – Jan-Hendrick Rootering (バス)
ライプツィヒ放送合唱団 – Leipzig Radio Choir
ミヒャエル=クリスフリード・ウィンクラー – Michael-Christfried Winkler (オルガン)
ライプツィヒ放送交響楽団 – Leipzig Radio Symphony Orchestra
ヘルベルト・ケーゲル – Herbert Kegel (指揮)
録音: December 1987, Unknown, Leipzig, Germany

モーツァルト: ミサ曲集(7曲)<タワーレコード限定> ヘルベルト・ケーゲル 、 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ライプツィヒ放送交響楽団

ケーゲル生誕100年、没後30年企画。
合唱の素晴らしさが際立つ、モーツァルトの宗教曲集3枚分を集成。
ケーゲル最晩年のPHILIPS原盤

これらの録音は、元々モーツァルト没後200年にあたる1991年完成を目指して旧PHILIPSレーベルが企画した全集録音の一環として録音されたもので、1990年に亡くなったケーゲルにとっては、最晩年の録音となった貴重な音源です。PHILIPSには大量のモーツァルト録音が既にありましたが、宗教曲に関しては少なかったため、当時、特に合唱分野でも評価の高かったケーゲルに白羽の矢が立てられたようです。尚、ケーゲルは既にPHILIPSとは、1967年にショスタコーヴィチの「ステパン・ラージンの処刑」を録音していた位でした(2011年に同Vintage+plusシリーズ、PROC1152でリリース済)。モーツァルトの収録は1983年のドレスデン・フィルとの2曲に始まり、1987年にオーケストラをライプツィヒ放送響に変えて3曲、そして翌88年に2曲が録音されました。この後も恐らく収録が予定されていたと思われますが、急逝により途絶えてしまったことは残念です。

今回の復刻は、ケーゲルがPHILIPSレーベルへ収録した全7曲のミサ曲を3枚に初集成しました。各CD単独でのリリースは初出時以来となりますので、元々の流通量も少ないこともあり貴重です。演奏は、ケーゲルの持ち味である均整の取れた見通しの良い音楽に終始しており、特にモーツァルト初期の、瑞々しさと良い意味での軽快感を引き出した名演です。雑味が一切無い純粋な演奏であることが、かえってこの後のケーゲルに起こる身の上や、社会の変貌と残酷さを想起させるようで、痛切な想いが駆け巡ります。また、演奏者に関しては旧東独の合唱団と各曲のソリストの歌唱は見事であり、これらの録音が残ったこと自体に感謝すべきかも知れません。普段、演奏機会も少ない曲ですが、様々な想いが駆け巡る録音であることは間違いないです、

今回の復刻では、鈴木淳史氏による新規序文解説を解説書に掲載し、各盤の国内盤解説は初出時のまま収録しました。また、オリジナル・ジャケット・デザインを採用しています。



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