メルマガ登録

ビレット モーツァルトピアノ協奏曲第21番&第22番

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

トルコを代表する名ピアニスト、イディル・ビレットとエンデル・サクプナル指揮ブルサ地域国家交響楽団のライブ録音のCDをご案内します。

なんと武骨で朴訥としていながら、しっかり心に染み入る演奏です。
イディル・ビレットは、超有名で、80歳近い現在も現役のピアニストですが、指揮者のエンデル・サクプナルって誰?オーケストラのブルサ地域国家交響楽団は?って感じです。

スポンサーリンク

ビレット、サクブナル&ブルサ地域州交響楽団のモーツァルト

サクブナルは、1956年生まれの指揮者でトルコでは第一人者で人気も高いようです。
2015年からイスタンブール州交響楽団の首席指揮者、2004年からエスキシェヒルメトロポリタン交響楽団の首席指揮者です。

また他国のオケへの客演も多く、この演奏だけ聴くと、あの朝比奈さんを思い出します。
テンポは遅めで、ゴツゴツして愚直でスコアを再現していきますが、それが全く機械的ではなく、人間的な温もりを感じるのです。

※トルコのとあるビーチの風景

ブルサ地域州交響楽団は、1995年にウルダグ大学内に設立された弦楽器室内管弦楽団と1996年に設立されたブルサメトロポリタン自治体の風と打楽器のアンサンブルにルーツがあります。

定期的にコンサートを始めたブルサ交響楽団を結成する自治体。著名な指揮者である故ヒクメット・シムシェク教授の努力により、文化観光省の管理下でミュージシャン募集試験の再受験が行われ、トルコで最初の「地域」および6番目の「州交響楽団」オーケストラが設立されました。

サクブナルとブルサ地域州交響楽団のお世辞にも洗練されているとは言い難い響きをバックに、国際的ピアニストもビレットも実家に戻ったような安心感の中で弾いているのが分かります。

とてお素敵なライブ録音です。おすすめです。

スポンサーリンク

イディル・ビレット モーツァルト ピアノ協奏曲

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467
Piano Concerto No. 21 in C Major, K. 467, “Elvira Madigan”

1.(16:29) I. Allegro maestoso
2.(08:24) II. Andante
3.(07:53) III. Allegro vivace assai
total(32:46)

=========================

ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K. 482
Piano Concerto No. 22 in E-Flat Major, K. 482

4.(14:49) I. Allegro
5.(10:35) II. Andante
6.(13:29) III. Allegro
total(38:53)

イディル・ビレット – Idil Biret (ピアノ)
ブルサ地域州交響楽団 – Bursa Regional State Symphony Orchestra
エンデル・サクプナル – Ender Sakp?nar (指揮)
録音: 28 November 2019, Osmangazi Hall of the Ataturk Congress and Cultural Centre in Bursa, Turkey

ビレット・コンチェルト・エディション 10 – モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、第22番

1941年トルコ生まれのイディル・ビレット。彼女は未だ楽譜を読むことができない4歳の頃からバッハとモーツァルトを愛し、ラジオで聴いたり自身でも奏でていたといいます。

1949年にはパリでヴィルヘルム・ケンプに会い、将来一緒にコンサートでモーツァルトを弾くことを約束。4年後の1953年に2人は約束を実現させ「2台のピアノのための協奏曲」を演奏し、パリのシャンゼリゼ劇場で2400人の聴衆を熱狂させました。

このようにモーツァルト作品が体の一部になっているビレット、この2019年のトルコにおける演奏会でも、木訥なタッチで愛情あふれるモーツァルトを披露しています。
CD帯紹介文



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました