こんにちは、
ともやんです。
運営しているペラサイトにオルフの代表作カルミナ・ブラーナの名盤ラインナップしました。
カルミナ・ブラーナ ラインナップ |
今日一気に13点をアップしました。
一番古い録音が1960年のケーゲル盤、そして新しい録音としては、オーケストラの代わりに2台のピアノと打楽器という編成のもの。
今日は、そのアルバムをご紹介します。
オルフ カルミナ・ブラーナについて
カール・オルフは、1895年ミュンヘンに生まれ、1982年に同地で没した作曲家・教育家。初期はR.シュトラウスやシェーンベルク、ドビュッシーなど同時代の作品に影響を受けたが、バロックやルネッサンス音楽、古代の悲劇などに傾倒し、単純明快で強烈な力強さを特徴とする独自の音楽劇を確立した。「カルミナ・ブラーナ」は、オルフの出世作であるとともに代表作です。
バイタリティーに富んだ、実に愉しい音楽です。
本来は、舞台形式によるカンタータとして書かれましたが、一般にはコンサート形式で演奏される場合が多く、映画の予告編やロック・コンサートのオープニングに使用されるなど、人気レパートリーとして定着しています。
ちなみに2023年5月28日に僕の所属する合唱団など中心にいくつかの合唱団が集まり、ミューザ川崎シンフォニーホールで「カルミナ・ブラーナ」を上演します。
オルフ カルミナ・ブラーナ 室内楽版
カール・オルフ – Carl Orff (1895-1982)
カルミナ・ブラーナ(ソリスト、合唱、2台ピアノと打楽器編)
Carmina Burana (version for soloists, choruses, 2 pianos and percussion)
作詞 : 不詳 – Anonymous
レンネケ・ルイテン – Lenneke Ruiten (ソプラノ)
クリストフ・ゲンツ – Christoph Genz (テノール)
シュテファン・ゲンツ – Stephan Genz (バリトン)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル – South West German Radio Vocal Ensemble
シュトゥットガルト州立歌劇場児童合唱団 – Stuttgart State Opera Children’s Chorus
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ – GrauSchumacher Piano Duo
ノルベルト・シュミット=ラウクスマン – Norbert Schmitt-Lauxmann (ティンパニ)
クリストフ・ヴィートマン – Christoph Wiedmann (打楽器)
マルティン・ルーダ – Martin Ruda (打楽器)
マルクス・フィッシャー – Markus Fischer (打楽器)
ヤーコプ・エッシェンブルク – Jakob Eschenburg (打楽器)
フランク・ベーレ – Frank Behle (打楽器)
ルペルト・フーバー – Rupert Huber (指揮)
total(59:49)
録音: 24, 27-30 September 2010, Funkstudio
オルフの代表作であり、強烈なインパクトを隠せない名作カルミナ・ブラーナ。
オリジナルのオーケストラ伴奏はいうまでもなく迫力がありますが、それを2台ピアノと打楽器伴奏に編曲したこの録音もかなりの衝撃です。
既にBISレーベルからも同様のアレンジでの録音がリリースされていますが、この録音のすごいところは、オルフ自身が弟子であるキルマイヤーに要請して編曲させた版であるということ。
声楽と打楽器パートはオリジナルそのままです。オーケストラ部分が簡潔になっている分、声楽のラインが浮き彫りになり、この曲の真価を発見出来ます。
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