メルマガ登録

ムーティ 名盤 カルミナ・ブラーナ 1979

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

僕が所属する合唱団はじめいくつもの合唱団との合同で、横浜シンフォニエッタとの共演で、5月28日にミューザ川崎シンフォニーホールで開催されます。

プログラムは、カール・オルフの傑作『カルミナ・ブラーナ』
そこであと1ヵ月に迫ったコンサートを前にしてカルミナ・ブラーナの歌詞を解説しながら、名演の名盤をご紹介していこうと思います。

スポンサーリンク

O Fortuna おお運命の女神よ

第1曲が、『O Fortuna』。

歌詞と訳です。
なお訳はいろいろあるようですが、合唱団で教えてもらったものです。

O Fortuna,velut luna statu variabilis,
semper crescis aut decrescis;
vita detestabilis nunc obdurat
et tunc curat ludo mentis aciem,
egestatem, potestatem
dissolvit ut glaciem.

Sors immanis et inanis,
rota tu volubilis,
status malus,
vana salus semper dissolubilis,
obumbrata et velata
michi quoque niteris;
nunc per ludum dorsum nudum
fero tui sceleris.

Sors salutis et virtutis
michi nunc contraria,
est affectus et defectus
semper in angaria.

Hac in hora sine mora
corde pulsum tangite;
quod per sortem sternit fortem,
mecum omnes plangite.

おお、運命の女神よ
あなたはまるで月のよう
その姿を変え、常に満ち、あるいは欠ける。
呪わしい人生は、
意地悪するかと思えば、優しくしたり、
気まぐれにある時は貧しさを、ある時は権力を
氷のように溶かしてしまう。

恐ろしく非情にそして虚ろな運命よ
お前は車輪のように回る、怪しからん悪性のものだ。
その安心とてあてにできずいつも虚しく消し去ってしまう。
あなたはその姿をベールで隠し、私にさえも襲いかかってくる。
あなたの残酷な戯れのために私は裸にされてしまった。

あなたは健康とたくましさを私から奪い取ってしまい、
私を苦しめすっかり気弱にしてしまった。
だから今すぐに一刻の猶予もなく、弦をかき鳴らせ。
時運によって強者まで打ちのめした者を呪って
一緒に嘆こうじゃないか!

スポンサーリンク

ムーティ カルミナ・ブラーナ

ムーティのカルミナ・ブラーナは、彼の長いキャリアにも関わらず唯一の録音です。
しかし、その内容はムーティが現時点残している数々の名演の録音の中でもトップクラスの傑作と言われています。

劇的要素に富んだ各曲を、ムーティが大胆なまでに表現したアナログ録音期最強の「カルミナ」演奏。

十分なレンジ、各声部の解像度の高さ、オケの迫力も捉えた1979年収録の名盤が現代に復活します。それを今回SACDハイブリッド盤での復刻。

1979年、アナログ録音末期の収録。

アビー・ロード・スタジオで録音されたということもあり、各楽器の分離の良さやダイナミックレンジの広さは、現代の2018年最新録音にも引けを取らないばかりか、加えて冒頭からムーティによる圧力(パワー)が凄まじく、元々が劇的な曲にプラスして、更にダイナミックで活力がある演奏になっています。

なお、ムーティの最近の実演としては、日本で2010年に「東京・春・音楽祭」にて演奏しています。

40年以上前の録音ですが、胸を熱くしてくれることは確実です。

スポンサーリンク

ムーティ カルミナ・ブラーナ

カール・オルフ – Carl Orff (1895-1982)
カルミナ・ブラーナ
Carmina Burana

作詞 : 不詳 – Anonymous
アーリーン・オジェー – Arleen Auger (ソプラノ)
ジョン・ファン・ケステレン – John van Kesteren (テノール)
ジョナサン・サマーズ – Jonathan Summers (バリトン)
フィルハーモニア合唱団 – Philharmonia Chorus
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
リッカルド・ムーティ – Riccardo Muti (指揮)
total(59:00)

オルフ: カルミナ・ブラーナ<タワーレコード限定> リッカルド・ムーティ

今回の復刻では浅里公三氏による解説を新規で掲載しました。

このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。

CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました