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グノー 誕生日 交響曲第1番&第2番

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こんにちは、
ともやんです。

今日はフランスの作曲家シャルル=フランソワ・グノーの誕生日。

「デジタル遺品」ってご存じですか?自分の親の世代なら遺品となると紙媒体や物の形として残っていますが、インターネットの普及でネットを通してでないと分からない遺品があるということです。

極端な話し、「お父さん、PCとスマホだけ残して逝っちゃたけど、他はどこにあるんだろう?」となるわけです。つまり現代はオンライン上とオフラインでのデータなで遺品は残っているわけで、調べてびっくりという情報はあるかもしれないし、そもそも故人のPCもスマホも開けられないという自体もあり得るわけです。

それについて所属するコミュニティーでは、知識を広めていきたいね、と動き出しました。

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デジタル遺品と音楽

個人的に怖いことだなと思うのは、例えば紙媒体に書かれた楽譜は、古くなったりインクの文字がかすんできたり、紙自体が腐食したりしても一応残ります。
しかしデジタルデータだと一瞬にして消えてしまうこともあるわけです。
ベートーヴェンの第九の自筆譜は、世界遺産として大切に保管されていますが、デジタルデータでなくて良かったと思います。

僕は、7年間に渡ってブログを書き続け、その数は1850記事以上です。しかし、僕が死んでしまうと誰も更新しないし、それより借りているサーバーとドメインを更新する人もいなくなるとネット上では誰も見れなくなり、事実上消滅します。

その一方、拡散して欲しくない情報などが、SNSなどを通じて永遠にネット上に残ってしまうということもあるわけです。こちらなど紙媒体なら燃やしてしまえばおしまいなのに。

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グノー 誕生日に聴く交響曲

ここでやっと今日の主役、シャルル=フランソワ・グノー – Charles-Francois Gounod (1818-1893)の登場です。

1818年6月17日パリ生まれ。今日が205回目の誕生日。
グノーというとJ・S・バッハのメロディーを歌曲にした「アヴェマリア」で、僕もそれくらいしか知りませんでした。

しかし、調べてみるとグノーは交響曲も2つ残しているので、聴いてみるとメンデルスゾーンを彷彿させる作品で、もしメンデルスゾーンの未発表の作品と紹介されると信じ込むと思います。

さて、グノーの作品がちゃんと残されているのも楽譜として紙で残っているからでしょうね。自分が合唱で200年以上も前のヘンデルの作品を歌ったりしていて感じるのは、本当に音楽は、時代や地域を越えたグローバルなものだな、と思うのです。

グノーの交響曲では、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管の素晴らしい録音が残されているのでぜひ聴いてみてください。

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グノー 交響曲第1番&第2番

シャルル=フランソワ・グノー – Charles-Francois Gounod (1818-1893)
交響曲第1番 ニ長調
Symphony No. 1 in D Major

1.(06:31) I. Allegro molto
2.(03:37) II. Allegretto moderato
3.(05:51) III. Scherzo: Non troppo presto
4.(09:35) IV. Finale: Adagio – Allegro vivace
total(25:34)

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交響曲第2番 変ホ長調
Symphony No. 2 in E-Flat Major

アカデミー室内管弦楽団 – Academy of St. Martin in the Fields Orchestra
ネヴィル・マリナー – Neville Marriner (指揮)

5.(08:31) I. Adagio – Allegro agitato
6.(08:56) II. Larghetto (non troppo)
7.(04:42) III. Scherzo: Allegro molto
8.(08:28) IV. Finale: Allegro, leggiero assai
total(30:37)

グノー: 交響曲第1番&第2番 ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団

2018年に生誕200年を迎えたフランスの作曲家グノー(1818-93)が書いた交響曲第1番ニ長調(1854)は、弟子で当時16歳だったビゼー(1838-75)を魅了し、ビゼーが交響曲ハ長調(1855)を作曲する直接的な動機となった魅力作です。

今日、有名なのはビゼーの方で、グノーの交響曲第1番は演奏機会や録音にも恵まれませんが、その親しみやすいメロディーとさわやかなリズム、明るい色彩はモーツァルトやメンデルスゾーンの交響曲を思わせ、ビゼーならずとも魅了されること請け合いの名作です。実際、この作品とビゼーの交響曲を聴き比べると、いかにビゼーが師の交響曲を模倣して作ったかが理解されると思います。



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