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朝比奈隆&新日本フィル チャイコフスキー 悲愴

チャイコフスキー
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こんにちは、
ともやんです。

いきなりですが、新型コロナウィルス禍の影響でプロのオーケストラはコンサートどころか集まって練習もできない状況です。

そんな状況ゆえ、楽団の存続も日々厳しくなっています。

もしよろしければ募金をお願いします。

詳しくは、新日本フィルの公式サイトでご確認ください。

https://www.njp.or.jp/ <<<新日本フィルハーモニー交響楽団公式HP

私も本日僅かばかりの募金を致しました。

ドイツの第二次世界戦の敗戦が確定したのが、1945年5月9日。

そしてベルリンの映画館が営業再開したのが、1週間後の5月16日。

ベルリンフィルが戦後最初のコンサートを再開したのが5月28日のことでした。

つまり敗戦から僅か3週間しか経っていなかったのです。

ちなみにベルリンフィルの戦中最後の演奏会は、4月15日と16日にロベルト・ヘルガーの指揮で行われています。

つまり第二次世界大戦という戦況下でも演奏できなかったのが約1ヵ月半。

しかも連合軍の空爆で破壊されたベルリンの街でもそうだったのです。

ところが、現在の日本のプロのオーケストラは、楽団によって多少に違いはあるでしょうが、2月の後半から随時自主的に公演の中止を行い、既に2ヵ月が経っている状況です。

しかも、敵が目に見えないウィルスということで集まって練習もできない状況です。

一音楽ファンとしては、微力ながら少しでも力になれればと思います。

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朝比奈隆 チャイコフスキー”悲愴”が泣かせる

朝比奈隆のベートーヴェンやブルックナーを聴きなれた耳には、このチャイコフスキーの悲愴の演奏には、ぶっ飛びそうになります。

なぜかって?

ベートーヴェンやブルックナーでは、愚直にインテンポで音を積み上げていくような、どちからというとぶっきらぼうで無愛想とも思えるスタイルですが、このチャイコフスキーは、情感が溢れ、芝居気たっぷりにむせび泣かせてくれるのです。

これは演歌か!という感じ。

しかもそれは作為的ではなく歌舞伎などの舞台を観るようにツボを押さえているので、ここでもっと強く、そして激しくと思うところでしっかりと盛り上げてくれるのです。

舞台人、朝比奈隆の一世一代の大芝居を堪能させてくれるライブ録音です。

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朝比奈隆&新日本フィル チャイコフスキー”悲愴”

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

1.(21:49) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(08:54) II. Allegro con gracia
3.(10:18) III. Allegro molto vivace
4.(10:52) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(51:53)

新日本フィルハーモニー交響楽団 – New Japan Philharmonic Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)
録音: 3 February 1994, Suntory Hall

 

チャイコフスキー:交響曲 第6番 「悲愴」 朝比奈隆 、 新日本フィルハーモニー交響楽団

 

《巨匠が愛したロシア音楽》 日本が誇る大指揮者、朝比奈隆が新日本フィルハーモニー交響楽団と1994年に演奏したチャイコフスキーの「悲愴」のライヴ録音です。朝比奈隆というと「ブルックナーの巨匠」というイメージが強いと思いますが、大学時代に師事したロシア人指揮者エマヌエル・メッテルの影響もあり、スタートはロシア音楽でした。その中でもこの「悲愴」は十八番のレパートリーで、大阪フィルハーモニー交響楽団や、新星日本交響楽団とも録音を残しています。全体的に遅めのテンポですが、そこに巨匠の重みを深く感じることのできる演奏です。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーより

 

まとめ

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、音楽、演劇、映画など聴衆を集めて行う活動が出来なくなってきています。

まさに文化の危機とも言えます。

実際、多くの音楽家はじめアーティストが活動できずにしかも経済的に困窮しています。

そんな文化を生きる糧として時には楽しみ、時には助けられてきたファンとしては、少しでも協力したいと思います。

自分で出来ることはしていきたいと思います。



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