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シュッツ 十字架上のイエス・キリストの七つの言葉

こんにちは、
ともやんです。

ドイツの作曲家ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)は、大バッハのちょうど100年先輩。「十字架上のイエス・キリストの七つの言葉」は、大バッハの「マタイ受難曲」のようにドラマティックではない。
それだけに心に沁みる。
演奏時間も20分ほどの短い曲ですが、その中に宗教音楽のエッセンスが全て含まれています。
故宇野功芳氏は、自身の著書の中で「ミニ・マタイ」と表現しているくらいです。

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宇野功芳氏は、ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)の「マタイ受難曲」を終生の宝だと思っている人はもちろんですが、まだよく理解できない人におすすめです、と著書の中で続けて書かれています。

僕も「マタイ受難曲」はなかなか理解できずにいて、そこでマタイを歌う合唱団に入りました。そして約1年間の練習を積んで公演で歌うことで多少分かるようになりました。

しかしまだまだです。
宇野さんは、そんな人にはぜひ聴いて欲しいのが「十字架上のイエス・キリストの七つの言葉」と書いています。
演奏時間も3時間近くかかるマタイ受難曲に対して、30分以内、CDによっては20分ほどの演奏もあります。
宗教音楽のエッセンスが全て含まれているのです。

シュッツは、人類の持つ最大の奇蹟の一つ、キリスト受難の物語のクライマックスを渋く淡々と描いています。バッハのドラマティックで巨大な「マタイ受難曲」とは、対照的な曲ですが、その純粋をきわめた音楽美と宗教的な祈りの感情の深さは、まさに言葉に詰まります。

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シュッツ 十字架上のキリストの最後の7つの言葉 ヨハネ受難曲

ハインリヒ・シュッツ – Heinrich Schutz (1585-1672)
十字架上のキリストの最後の七つの言葉 SWV 478
Die sieben Worte Jesu Christi am Kreuz, SWV 478
total(19:45)

作詞 : 聖書 – Bible
作詞 : Johann Boschenstein
エルセ・トープ – Else Torp (ソプラノ)
リネア・ロンホルト – Linnea Lomholt (アルト)
アダム・リース – Adam Riis (テノール)
ヨーハン・リンデロース – Johan Linderoth (テノール)
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン – Jakob Bloch Jespersen (バス)
エリック・リンドブロム – Eric Lindblom (サックバット)
Erik Bjorkqvist (サックバット)
Ian Price (サックバット)
ユリアーネ・ラーケ – Juliane Laake (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
サラ・パール – Sarah Perl (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
レイフ・メイエ – Leif Meyer (チェンバロ)
ポール・ヒリアー – Paul Hillier (指揮)
録音: 27-29 August 2009, Garnisonskirken, Copenhagen, Denmark

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ヨハネ受難曲 SWV 481
Johannes-Passion, SWV 481
total(38:10)

作詞 : 新約聖書 – Bible – New Testament
アダム・リース – Adam Riis (テノール)
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン – Jakob Bloch Jespersen (バス)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン – Ars Nova Copenhagen
ポール・ヒリアー – Paul Hillier (指揮)
録音: 5-7 June 2009, St. Paul’s Church, Copenhagen, Denmark

シュッツ:十字架上のキリストの最後の7つの言葉/ヨハネ受難曲(ヒリアー)

ARS NOVAコペンハーゲンとポール・ヒリアーによるシュッツの第3弾です。
1645年頃に作曲された「十字架上~」は、シュッツの数ある作品の中でも最高傑作として評価されるものです。
20分程度の小さな曲ながら、ゴルゴダの丘で処刑されたイエスのドラマを簡潔に、かつ暖かい目で描いていて、円熟期のシュッツの信仰心と熟達した音楽語法が最大限に生かされた素晴らしい曲となっています。
かたや「ヨハネ受難曲」は1665年の作品で、晩年のシュッツによるムダのない書法で描かれた40分程度のドラマです。
無伴奏合唱と2人のソロによる静かで引き締まった祈りと願いの音楽は、最後まで迷いを残しつつ光の中に消えて行きます。
ナクソス・ジャパン



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