こんにちは、
ともやんです。
田中彩子さんは、京都府出身の現在35歳。ウィーンを中心に活躍する声楽家です。
日本での音楽学校の経験がなく、高校卒業後いきなり単身でウィーンに行き、17年。
昨年2019年のニューズウィークが選ぶ、世界が尊敬する日本人100人のなかの一人に選ばれました。
私はその記事を読んでいませんが、単に声楽家としてだけではなく、アルゼンチンなど南米諸国の音楽家をめざす10代の若者たちへの支援も含まれていると思われます。
田中彩子 TBSラジオに出演 魅力的なトークを披露
昨日のTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」にソプラノ歌手の田中彩子さんがゲストで出演していました。
18才から単身ウィーンに行き17年間暮らしているので、日本語を使う機会が少なく日本語がちょっと変ですが、そこがなんか愛らしいというか、外見の美貌とのギャップがとても素敵な方です。
ラジオだけ聴いていると海外生活が長い帰国子女のようですが、18歳の高校卒業までは普通に京都で過ごしていました。
3歳からピアノを始めていて、将来はピアニストになろうと思っていたそうですが、進路指導の時に手が小さいので声楽に転向したらと先生に言われて、そんならということでいきなり単身ウィーンに行くという、凄い方です。
ご両親も大らかな方のようで、行ったらの一言でいきなり単身でウィーンに行くという思い切ったことをしています。
外見に似合わず、かなり天然と言うか、大胆な方です。
ソリストとしてデビューするのは4年後で、コンクールに出たところ審査委員からスカウトされてスイスのとある市立劇場でデビューしています。
彩子さんのウィーン奮闘記というのが面白くて、ウィーンではゴリラ化しないと生きていけないそうです。
だから気が抜けない日々で、簡単に言うと主張しないと生きて行けない土地柄で、遠慮していると欲しいものが手に入らない場所だそうです。
だから日本にいる時は、半分寝ているくらいでちょうど良いとか。
田中彩子 最新アルバム『Vocalise』ヴォカリーズ
最新アルバムの『Vocalise』は、楽器の一部としての声楽を楽しむもので、超絶技巧を駆使しながら、テクニックを感じさせないチャーミングで伸びのある声には痺れます。
ラジオのトークとCDの歌声のギャップが信じられないし、しかも南米の10代の音楽家をめざす子供たちへの支援も中心になって行っているなど、やはり10代から体を張って生きてきた逞しさを感じます。
田中彩子さんはこれからも応援して行きたい方です。
天使の歌声と称される田中彩子、待望の3rdアルバムをリリース。
甘美なメロディーから超絶技巧曲まで、田中彩子の魅力が凝縮された珠玉のアルバム。今回のアルバムでは声楽曲だけでなく、ピアノや弦楽器曲など様々な楽曲をヴォカリーズにて演奏。パガニーニのラ・カンパネラやカプリースを超絶技巧で。またバッハのゴルトベルクやドビュッシーの月の光など誰にでも馴染のある曲から、ヴォカリーズの代名詞といえるラフマニノフのヴォカリーズを収録。さらにはバッハのカンタータやモーツァルトのコンサート・アリアなどハイ・コロラトゥーラの女王ならではの華麗なる美声に注目。
タワーレコードより
コメント