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ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第1番 作品1 メジャーデビュー

こんにちは、
ともやんです。

 

「ベートーヴェンの作品番号1は何でしょうか?」というクイズに正答できる音楽ファンは意外と少ないかもしれません。

 

そして実際に耳にした経験を持つ方はさらに少ないのではないでしょうか。

 

もちろん人生においての本当に最初の作品というわけではありませんが、公式デビュー作として世に問うたのが作品番号1のピアノ三重奏曲全3曲です。

 

いずれもかなりの規模を持ち、ピアニスト・ベートーヴェンの腕前も存分に発揮できるように書かれています。第1番は、彼のお気に入りの調ともいえる変ホ長調が選ばれています。これはのちに彼の名声を不動にした交響曲第3番”英雄”の調です。

 

後の大成を大いに予感させる、若きベートーヴェンの颯爽たる音楽は、実に気持ちの良いものとなっています。

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作曲家ベートーヴェンのメジャーデビュー

ベートーヴェンは、4歳の頃から父ヨハンから音楽の手ほどきを受けています。そして既に8歳にして人前でピアノ独奏を披露しています。

 

11歳から師事したネーフェは、その2年後には音楽雑誌に匿名でベートーヴェンの楽才を紹介しています。

 

その時にキャッチコピーが「第二のモーツァルトになるだろう」

当時のベートーヴェンは13歳で現在の日本では中学1年生。

 

しかも前年の12歳の時に、最初の作品「ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲」というピアノ独奏曲を出版しています。

 

現代の日本ならピアノの天才少年現る、とメディアで取り上げていたかもしれません。

 

その後のベートーヴェンは、師ネーフェが多忙なため代わりに国民劇場管弦楽団のチェンバロ奏者を務めたり、年俸150フロリンで宮廷楽師のオルガニストを務めています。

 

その後1787年3月16歳で宮廷楽師としてウィーンに留学。ただ、母親重体のため5月に一旦ボンに帰郷し、母を看取ります。優しかった母はまだ41歳という若さでした。

 

宮廷歌手だった父ヨハンは、妻を失った悲しみから仕事をしなくなり酒に溺れるようになります。そのためベートーヴェンは家計を支えるためオルガン奏者やブロイニング家の家庭教師など勤めました。

 

次の転機は、1792年にやってきます。ボン宮廷で2年前に続いてハイドンに会い、人門の許可をもらい、再びウィーンに出たのでした。

 

ウィーンでは、サリエリに声楽作曲を学んだり、ピアニストとして研鑽を積み、のちに出版する名曲ピアノ協奏曲第1番やピアノソナタ第1番などを作曲します。

 

そして1795年24歳の時に作品1のピアノ三重奏曲第1番から第3番の3曲を出版することでメジャーデビューを果たしたのでした。

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ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第1番 記念すべき作品1

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op. 1, No. 1
Piano Trio No. 1 in E-Flat Major, Op. 1, No. 1

1.(09:42) I. Allegro
2.(07:20) II. Adagio cantabile
3.(04:43) III. Scherzo: Allegro assai
4.(07:51) IV. Finale: Presto
total(29:36)

 

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ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op. 97
Piano Trio No. 7 in B-Flat Major, Op. 97, “Archduke”

5.(13:23) I. Allegro moderato
6.(11:01) II. Scherzo: Allegro
7.(12:30) III. Andante cantabile ma pero con moto
8.(07:38) IV. Allegro moderato – Presto
total(44:32)

スイス・ピアノ三重奏団 – Swiss Piano Trio
録音: 9-10 March, 13-15 April 2014, Kunsthalle Ziegelhutte, Appenzell, Switzerland

 

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ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第1番、第7番「大公」 スイス・ピアノ・トリオ

 

ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第2番、第5番 「幽霊」 スイス・ピアノ・トリオ

ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第3番、14の変奏曲、第6番 スイス・ピアノ・トリオ

※スイス・ピアノ・トリオは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲を録音しています。

 

実力派のスイス・ピアノ・トリオが満を持してベートーヴェン全曲開始!
第一弾は大公トリオ!!

 

1998年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオがついにベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を開始しました! 記念すべき第一弾は作品番号が付番されている記念すべき作品1のピアノ三重奏曲第1番と名曲第7番「大公トリオ」です。スイス・ピアノ・トリオは、エドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU97690)をはじめ、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU92549)など、質の高い素晴らしい録音をリリースしており、このベートーヴェンの全曲録音も期待が高まります。

 

ピアノ三重奏曲第1番は1792年頃の作品ではないかと言われ、この作品を含む作品1は変ホ長調(第1番)、ト長調(第2番)、ハ短調(第3番)の三曲のピアノ三重奏曲で構成されています。全4楽章の配置は古典ソナタの方式に従っていますが、楽器の扱い方は当時の様式から抜け出た新鮮味があり、緩徐楽章には深い内省的な美しさをたたえ、第3楽章のスケルツォではベートーヴェン特有の自由な感興が示されています。

 

このジャンルにおいて最も優れた作品として名高い、ピアノ三重奏曲第7番「大公」の特色は、演奏時間が40分を超える雄大な作品であることですが、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの三つの楽器が最も効果的に使用されている協奏的色彩が最大の魅力と言えましょう。さらに極めて豊かな旋律と和声の美しさは、この時代特有のやわらかくこまやかな心の動きが感じられ高貴な品位をたたえます。スイス・ピアノ・トリオが満を持して録音した「大公トリオ」をお楽しみください。
キングインターナショナル

 

 



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