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ベートーヴェン 歌曲集 聴かずに死ねるか 名曲の宝庫

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こんにちは。
ともやんです。

 

11月30日、僕の手元に以前より予約を入れていたナクソスのベートーヴェン全集が届きました。

CD90枚。この企画のために世界初録音も何曲も含まれています。

 

しかもきちんと楽譜に残されていない断片的なスケッチも全て音にして録音するという徹底さ。まさにナクソスならではの仕事です。

CD1枚目から交響曲、協奏曲、ピアノ曲、室内楽、歌劇&劇付随音楽、合唱曲、そして声楽曲と続きます。

 

だから最初の方は馴染みのある曲がほとんどなので、90枚目から聴くことにしました。
今日は、88枚目に収録されている24曲の歌曲集を聴きました。

 

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ベートーヴェン 歌曲集 名曲の宝庫

 

この歌曲集が素晴らしいのです。

作曲された時期を見ると早いもので1790年(ベートーヴェン20歳)から1824年(ベートーヴェン54歳)と生涯に渡って歌曲を作曲していたことが分かります。

 

ベートーヴェンが生涯に渡って作曲しTたのが、9曲の交響曲、16曲の弦楽四重奏曲、32曲のピアノソナタと言われていますが、90曲にのぼる歌曲も入れないといけないですね。

 

CD紹介文にも書いていますが、ドイツ歌曲の分野でベートーヴェンは多大な貢献をしたそうです。

ところが、ベートーヴェンというと交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノソナタ、それに5つのピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲が有名で演奏回数も多いです。

 

僕もそれらを中心に、いやそれらしか聴いてきませんでしたが、この歌曲の素晴らしさに触れるとこれを知らない、聴かないというのは、人生にとって大きな損失とまで感じます。

僕も聴いたばかり。これから気に入った曲の深掘りして行きたいと思います。

 

 

ベートーヴェン 歌曲集 第1集

 

出来れば、ナクソスのベートーヴェン全集で聴いて頂きたいですが、CD1枚もので歌曲集も出ています。全てピアノ伴奏による歌曲集で、歌詞の意味が分からなくても聴いていると引き込まれていきます。

 

聴かずに死ねない1枚です。

 

特に印象深いものが、3曲目の魔王。

シューベルトの名曲を彷彿とさせます。

 

また、5曲目から7曲目のあこがれも哀愁を帯びた美しいソプラノで歌われる曲で、とても素敵です。

 

ベートーヴェン(1770-1827):歌曲集 第1集

1.嘆き WoO 113(第2稿)(1790)
2.新しき愛、新しき命 WoO 127 Hess 136(1798)
3.魔王 WoO 131 Hess 148(R.ベッカーによる完成版)
4.アリエッタ「この暗き墓場に」 WoO 133(第二稿)(1807)
5.あこがれ WoO 134(第1稿)(1808)
6.あこがれ WoO 134(第2稿)(1808)
7.あこがれ WoO 134(第3稿)(1808)
8.遠い国からの歌 WoO 137(1809)
9.恋人に寄す WoO 140(第1稿)(独唱とピアノ)(1811)
10.恋人に寄す WoO 140(第2稿)(1811)
11.恋人に寄す WoO 140(第3稿)(1814)
12.劇付随音楽「エグモント」Op,84 クレールヒェンの歌「喜びに満ち、悲しみに満ち」 (前奏付きの声とピアノ、詳細版)(1809/1810)
13.劇付随音楽「エグモント」Op,84 クレールヒェンの歌「喜びに満ち、悲しみに満ち」 (声とピアノ版 Hess 94)(1809/1810)
14.劇付随音楽「エグモント」Op,84 クレールヒェンの歌「喜びに満ち、悲しみに満ち」 (前奏なしの声とピアノ、詳細版 Hess 93) (1809/1810)
15.29のさまざまな国の歌 WoO 158-第28番:かわいい子猫 Hess 133 (オーストリア)(1820)
16.29のさまざまな国の歌 WoO 158-第29番:山の上の少年 Hess 134 (オーストリア)(1820)
17.我が腕の中で揺れよ Hess 137(1796-1797頃) (A,W,ホルスベルゲンによる再構築版)…世界初録音
18.愛しているものを教えて Hess 140(Op,82-1 初期版)(1809頃)
19.愛しているものを教えて Hess 140(Op,82-1 パリ手稿版)(1811)
20.6つの歌 Op,48-6 懺悔の歌 (第102-113小節の移行版 Hess 141)(1801/1802)
21.寂しさの喜び Hess 142(Op,83-1 第1稿(1810)
22.炎の色 Hess 144(Op,52-2 第1稿)(1792)
23.奉献歌 Hess 145(WoO 126 第1稿スケッチ、声とピアノ版)(1796)
24.親愛なるヘンリエッテ Hess 151(1790-1792頃/1949)
25.6つの歌 Op.75-第4番 グレーテルの慰め(第1稿) (1795年推測)
26.愛する人よ、私はあなたによって悩み、死ぬ Hess229 (声とピアノ)(1803)

 

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ベートーヴェン(1770-1827):歌曲集 第1集

 

ドイツ・リートの発展に多大なる貢献をしているはずのベートーヴェンの90曲ほどの歌曲ですが、現代ではあまり演奏されることなく、管弦楽曲や器楽曲の影に隠れてしまっています。この第1集では、数種の異稿版を含むベートーヴェンの様々な歌曲を収録。シューベルトの名作を彷彿させるドラマティックな「魔王」や、喜び溢れる軽快な「新しき愛、新しき命」などの興味深い作品はもちろんのこと、異稿版が存在する作品では、推敲の苦心を聴き取ることで、ベートーヴェンの知られざる顔を見ることができます。劇付随音楽「エグモント」のクレールヒェンの歌の3ヴァージョンの違いを聞き取るのも面白いことでしょう。「我が腕の中で揺れよ」は世界初録音です。

CD帯紹介文

 

ナクソス・ジャパン

ベートーヴェン作品全集<完全限定盤> Various Artists

 

2020年、生誕250周年を迎える “楽聖”ベートーヴェン。
交響曲、協奏曲、ピアノ・ソナタ、弦楽四重奏曲など、ベートーヴェンの作品は人類の宝として今も変わることなく愛されています。
しかし、よく聴かれているのは、ごく一部の作品だけかもしれません。
声楽曲や歌曲、室内楽曲、ベートーヴェンが残した手書きのメモなども含め、まだまだ私たちに知られていない作品も数多く存在します。

ナクソスから発売される90枚ボックスは、世界初録音を含む現在もっとも完全なベートーヴェン作品全集といえるでしょう。
ベートーヴェンが完成させることのなかった断片的作品(フラグメントやスケッチ)や、他の作曲家による編曲など珍しい作品も数多く収録。
タワーレコードより

 

まとめ

 

僕は中学生の時からクラシック音楽に親しみ来年で50年になります。
聴き始めた年が1970年でベートーヴェンの生誕200周年。

そして来年が生誕250周年。

ベートーヴェンの生きた57年の人生以上は生きてきました。

 

平凡な人生ですが、ベートーヴェンに出会えたことは素敵なことでした。もしクラシック音楽を聴かずにベートーヴェンもあまり知らないで生きてきたら、ずっとつまらなかったかもしれません。

 

いや知らないということは、わからないことですから、ベートーヴェンの素晴らしさも知らないで、わからないで生涯を終えるのは、知ってしまった人からするともったいないと言えます。

その中でも生涯に90曲も作曲した歌曲は、他の名曲の陰に隠れて演奏機会も聴かれる機会も少ないですが、ぜひ、聴いて頂きたいです。

 



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