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ジネット・ヌヴー 名盤 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

ジネット・ヌヴーは、フランスのヴァイオリニスト。
1919年8月11日パリ生まれだから今日が103回目の誕生日。

母親がヴァイオリン教師で父もアマチュア音楽家の家庭に生まれ幼少期からヴァイオリンを学ぶ。

幼少期から才能を発揮し、家庭は裕福ではなかったためベルリンへの留学をすすめながらも時間が掛ったそうです。

しかしベルリンでは、彼女の才能を見出したフレッシュ教授の指導の下研鑽を積み、1935年ワルシャワのヴィエニャフスキ国際コンクールで優勝。しかも第2位の当時26歳のダヴィッド・オイストラフを抑えてというのだから凄い。

しかもオイストラフ自身も15歳のヌヴーを絶賛したそうです。

一躍世界が注目するヴァイオリニストとなったヌヴーは、ツアーと録音で忙しく活動しますが、第2次大戦の勃発とフランスがドイツに占領されしばらく活動ができないありました。

しかし、フランスが解放されてからは、ピアニストの兄と共に再び精力的に活動を始め、南北アメリカ、ヨーロッパ各地、オーストラリアと活動の場を広げていきました。

そしてよく飛躍が期待されている最中の1949年10月28日、アメリカに向うエールフランスが、アゾレス諸島の主島であるサンミゲル島の山中に墜落し、兄と共に帰らぬ人となったのでした。享年30歳。

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ヌヴー ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲を聴いて

ジネット・ヌヴーの名前が、かなり以前より知っていましたが、飛行機事故で若くして亡くなった悲運の音楽家としてなかなか聴こうという気持ちになれませんでした。

しかし、2019年の生誕100年を迎えた時に、このブログでも2つばかり記事を書きました。

以下ですが、良かったら読んでみてください。

ジネット・ヌブー シベリウス ヴァイオリン協奏曲 飛躍前夜の名演

ジネット・ヌヴー ブラームス ヴァイオリン協奏曲 魂の凄演

さて、本日聴いたのは、亡くなる約1ヵ月前のライブ録音。
ロスバウト率いる南西ドイツ放送響との共演で、ドイツのバーデンバーデンでのもの。
ロスバウトの即物的な伴奏に乗って、ヌヴーの情感あふれしかも切れ味鋭いヴァイオリンが聴きものです。

録音当時まだ30歳になったばかりで、当然1ヵ月後の悲劇を知る由もなく、瑞々しい響きを聴かせるヌヴー。その一点の曇りもない演奏に聴いているとなにかこみ上げてくるものがあります。

上記に紹介しているシベリウス、ブラームスと共に聴いてほしい名演の録音です。

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ジネット・ヌヴー 名盤 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
Violin Concerto in D Major, Op. 61

1.(23:54) I. Allegro ma non troppo
2.(09:52) II. Larghetto
3.(10:19) III. Rondo: Allegro
total(44:05)

ジネット・ヌヴー – Ginette Neveu (ヴァイオリン)
南西ドイツ放送交響楽団 – Southwest German Radio Symphony Orchestra
ハンス・ロスバウト – Hans Rosbaud (指揮)
録音: 1949年9月25日/クーアハウス、ビューネンザール(バーデン・バーデン)

ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲&ショーソン: 詩曲

制作者より
ヌヴーの貴重なテープが最近入手出来、生誕100年になんとか間に合うように制作しました。音源としては初出ではありませんが、特にベートーヴェンの音質には注目していただきたいと思います。私見では、”過去最高”だと思います。また、解説書にはヌヴーの墓の位置について記しておきました。写真付きですので、墓参の際の参考になさって下さい。なお、このCDに記載した録音データは、おそらく最も詳しく、正確だと思われます。(平林 直哉)
キングインターナショナル



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