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クレンペラー 名盤 ストラヴィンスキー プルチネッラ

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こんにちは、
ともやんです。

偉大な指揮者を見てみると人格者というよりむしろ変人的な人が目立つような気がします。

例えば、フルトヴェングラーは女性関係が多彩で今ならスキャンダルまみれだったろうし、クレンペラーもその傾向がありまた躁鬱症で周りを困らせまくっていたし、だから度重なる大怪我にも遭遇したとも言える。

そんな問題児的な大指揮者から音楽を取ったら、迷惑じいさん以外の何ものでもない、と言えるかもしれない。

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音楽の力とクレンペラーと

音楽の力って凄いですね。
また高齢になっても仕事があったことが良かったとも言える。

晩年のカール・ベームはコンサート終了後のカーテンコールで袖に引っ込んだ時は、ぐったりとなり立っているのも大変だったのに、マネージャーが蹴とばすようにステージに送り出すとシャキッと立って聴衆に挨拶していたそうだ。

僕はベートーヴェンの第九のステージに合唱団の一員として何度か立っているが、練習中にこんな高齢の方が、と思うような人を何度か見たことがある。
後で第九のコンサート後亡くなったという話は2回ほど聴いたことがある。

これは音楽の力と共に目標を持つことの大切さだと思う。

現在所属する合唱団のバスパートに今年90歳になる団員がいて、僕はパートマネージャーとしてその方とメールなどのやり取りがあるが、僕から無理しないで練習休んでください、とは決して言わない。

老齢だからと言って楽な方に行くより、本人のやりたいこと出来ることを重視した方が良いと思っているからだ。

クレンペラーを見ていると大きな怪我や民族、国籍、宗教など様々な困難が降りかかったにも関わらず、その度に不屈の精神で克服してきた人だ。
クレンペラーに音楽というなかったらそこまで逞しく生き抜くことができただろうか?

本日、ご紹介するストラヴィンスキーは、素晴らしい演奏。
残念ながら「ペトルーシュカ」は未聴ですが、「プルチネッラ」は、あの気難しい顔のクレンペラーからは想像しがたいチャーミングで、特に木管の響きが素晴らしく天空に遊ぶ天使が奏でているかのような楽しさがある。

ぜひ、聴いてみてください。

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オットー・クレンペラー ストラヴィンスキー プルチネッラ

イーゴリ・ストラヴィンスキー – Igor Stravinsky (1882-1971)
バレエ音楽「プルチネッラ」組曲
Pulcinella Suite

1.(02:18) I. Overture: Sinfonia
2.(03:40) II. Serenata
3.(05:13) III. Scherzino – Allegro – Andantino
4.(03:28) IV. Tarantella
5.(04:36) V. Toccata
6.(01:37) VI. Gavotta – Variation No. 1 – Variation no. 2
7.(02:13) VII. Vivo
8.(02:13) VIII. Minuetto – IX. Finale
total(25:18)

フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
1963年2月18日&5月14,18日キングズウェイ・ホール、ロンドン

ストラヴィンスキー ペトルーシュカ(1947年版) プルチネルラ

オットー・クレンペラーは古典派・ロマン派に数多くの名盤を残している指揮者ですが、若いころからヤナーチェク、シェーンベルク、ストラヴィンスキーなどの新作を積極的に採り上げることで有名でした。

若いころから親交のあったストラヴィンスキーのこの2曲も早くからレパートリーとしてきました。《ペトルーシュカ》はこれが初発売。当時、発売するにはきずが多いとしてEMIはリリースしませんでしたが、最近それが3日間のセッションのうちの3日目をメインにしたものであったことがわかりました。

さらに、それとは別に1日目をメインにして編集されたマスターテープがあることがわかり、この発売となりました。初日の録音ということもあり、よりフレッシュでのびのびとした演奏となっています。



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