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ズービン・メータ ストラヴィンスキー「春の祭典」「ペトルーシュカ」

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こんにちは、
ともやんです。

6月24日から発売された村上春樹の新刊「古くて素敵なクラシック・レコードたち」で、村上氏自身が取り上げているLPを毎日少しずつ聴いています。

村上氏が選んだ100曲に対して同じく選んだLPが486枚。
毎日1枚ずつ聞いても1年半はかかる。

でもそれも悪くない。

タワーレコードの宣伝では、

村上さんが数万枚もの自分のLPレコード・コレクションから、好きなクラシックの作品100曲について各4~5枚くらいづつ、計486枚をとりあげて、聴き比べをエッセイにまとめたものです。選曲といい、選盤といい、カラーで紹介されたジャケット写真といい、村上さんらしい“レコード愛”と“趣味の良さ”に貫かれた内容で、派手な曲や演奏、ジャケットよりも、それぞれ味わいのあるものを集めている印象を受けました。

と持ち上げているが、僕も毎日聴くことで、村上氏のセンスや感性に少しでも迫れるかもしれない、と思いながらコツコツ聴くことにしました。

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ズービン・メータ ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」

さて、今日取り上げるのがストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)。

しかも演奏は、ズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルで1979年の録音のもの。
メータでは、60年代のロサンジェルス・フィルとの演奏があります。

さて、メータと言えば、僕の趣味から言えば一番遠いところにいる指揮者です。

実は、80年代後半に実演も聴いています。
イスラエルフィルと来日した時、友人と聴きに行きました。
曲は、マーラーの交響曲第1番「巨人」

ハッキリ言ってがっかりしました。
宇野功芳風に言えば
「メータのマーラーを聴きに行く方が悪い!」
でしょうか。

同時期、ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンも来日していて、しかも同じ曲目で聴きましたが、雲泥の差でした。

つまりブロムシュテットの方が各段に良かったのです。
ブロムシュテットの躍動感溢れる演奏に対して、メータの方は鈍重なものでした。

でも、ロサンジェルスフィル時代からニューヨークフィルに移った頃の録音は聴きごたえがあります。

そういう意味でこの70年代のメータ&ニューヨークフィルによるストラヴィンスキー「春の祭典」「ペトルーシュカ」はおすすめです。

ズービン・メータ&ニューヨークフィル ストラヴィンスキー

イーゴリ・ストラヴィンスキー – Igor Stravinsky (1882-1971)
バレエ音楽「春の祭典」
Le sacre du printemps (The Rite of Spring)

1.(03:34) Part I: Adoration of the Earth: Introduction
2.(03:02) Part I: Adoration of the Earth: The Augurs of Spring – Dances of the Young Girls
3.(01:20) Part I: Adoration of the Earth: Ritual of Abduction
4.(04:15) Part I: Adoration of the Earth: Spring Rounds
5.(01:49) Part I: Adoration of the Earth: Ritual of the River Tribes
6.(00:44) Part I: Adoration of the Earth: Procession of the Sage
7.(00:18) Part I: Adoration of the Earth: The Sage
8.(01:11) Part I: Adoration of the Earth: Dance of the Earth
9.(04:25) Part II: The Sacrifice: Introduction
10.(03:16) Part II: The Sacrifice: Mystic Circles of the Young Girls
11.(01:38) Part II: The Sacrifice: Glorification of the Chosen One
12.(00:41) Part II: The Sacrifice: Evocation of the Ancestors
13.(03:20) Part II: The Sacrifice: Ritual Action of the Ancestors
14.(04:28) Part II: The Sacrifice: Sacrificial Dance
total(34:01)

————————————————–

バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
Petrushka (1947 version)

1.(09:38) Part 1: The Shrovetide Fair – Russian Dance
2.(04:22) Part 2: Petrushka
3.(06:49) Part 3: The Blackamoor – Valse
4.(13:09) Part 4: Shrovetide Fair – The Death of Petrushka
total(33:58)

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
ズービン・メータ – Zubin Mehta (指揮)

ストラヴィンスキー 春の祭典&ペトルーシュカ ズービン・メータ

一時代を築いたメータ&ニューヨーク・フィルによるストラヴィンスキーの超名演2曲が復活。
ズービン・メータは1978年~1991年にかけて13シーズンにわたってニューヨーク・フィルの音楽監督を務め、歴代の同フィル音楽監督の中でも最長任期の記録を打ち立てた。1977年録音のストラヴィンスキー「春の祭典」は、同コンビの記念すべき初録音でアナログ最後期の名盤の一つ。
1979年録音の「ペトルーシュカ」は、CBSにとって最初のデジタル録音で、1981年度レコード・アカデミー賞を受賞している。いずれも、スコアの細部に至るまで驚異的なアンサンブルによって磨き抜かれ、力強くスケールの大きな演奏で、輝かしい音色がオーケストラのヴィルトゥオジティと充実ぶりを物語っている。各場面の生き生きとした描写力の見事さも特筆もの。メータにとっては、2曲ともロス・フィルとの1960年代のデッカ盤に続く2度目の録音で、40代の若き巨匠の鮮烈な音楽づくりは、今聴いてもまったく色褪せていない。



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