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ジョージ セル 名盤 ベートーヴェン 序曲集

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こんにちは、
ともやんです。

ジョージ・セルは、1897年ブダペスト生まれなので、今年が生誕125年になります。

セルは、1946年にクリーヴランド管弦楽団の音楽監督に就任し、亡くなる1970年までこのオーケストラの成長に心血を注ぎました。

そのトレーニングの厳しさには定評があり、楽員自ら
「われわれの演奏は、リハーサルだろうと本番だろうと同じことだ。たまたま最後の1回に客が入っているに過ぎない」と語ったそうですが、それは決して誇張ではなかったようです。

そしてそんな演奏は、一分の隙もなく組み立てられた完璧なバランス感と、オーケストラ・サウンドの極致とも言うべき美感を備えた演奏です。

ただ、僕が聴いていてより素晴らしいのは、決してクールで冷たい演奏ではないよいうことです。
そんな言葉から連想されるものよりはるかにふくよかで温かい響きなのです。

このベートーヴェンの序曲集でもそんな温かみのある豊かな響きを体現することができます。

ぜひ、聴いて欲しい名盤です。

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ジョージ セル ベートーヴェン 序曲集

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
1.(08:32)「エグモント」序曲 Op. 84
Egmont, Op. 84: Music to Goethe’s Tragedy
録音:1966年10月8日クリーヴランド、セヴェランス・ホール

2,(08:35)「コリオラン」序曲 ハ短調 Op. 62
Overture to Collin’s Coriolan, Op. 62, “Coriolan Overture”
録音:1966年10月29日クリーヴランド、セヴェランス・ホール

3.(07:28) 劇音楽「シュテファン王」 Op. 117 – 序曲
Konig Stephan (King Stephen), Op. 117: Overture
録音:1966年10月29日クリーヴランド、セヴェランス・ホール

4.(06:09) 歌劇「フィデリオ」 Op. 72 – 序曲
Fidelio, Op. 72: Overture
録音:1967年8月25日ロンドン

5.(09:13) 序曲「レオノーレ」第1番 ハ長調 Op. 138
Leonore Overture No. 1, Op. 138
録音:1967年8月25日ロンドン

6.(14:01) 序曲「レオノーレ」第2番 Op. 72a
Leonore Overture No. 2, Op. 72a
録音:1966年10月8日クリーヴランド、セヴェランス・ホール

7.(13:48) 序曲「レオノーレ」第3番 Op. 72b
Leonore Overture No. 3, Op. 72b
録音:1963年4月5日クリーヴランド、セヴェランス・ホール

クリーヴランド管弦楽団 – Cleveland Orchestra
ジョージ・セル – George Szell (指揮)

ベートーヴェン: 序曲集 (2016年DSDリマスター) (SACDハイブリッド) ジョージ・セル クリーヴランド管弦楽団

ベートーヴェンの7曲の序曲は、1963年4月に録音され一足先に交響曲第4番とのカップリングで同年に発売されたレオノーレ第3番を除き、全集完成後の1966年と1967年に録音され、2枚のLPで発売されました(レオノーレ第2番がオーバーラップ)。

ちょうど全集が完成した1960年代半ばにエピック・レーベルがポップス色を強めたため、セルとクリーヴランド管は古巣コロンビア・レーベルに復帰し、コロンビアからの発売となりました。

細部まで一音もゆるがせにせぬ緻密な配慮が行き届き、張りつめた生彩さがほとばしるようなリズム感で構成されたセルの演奏は、ベートーヴェンが作品に盛り込んだミニ・シンフォニーともいえる圧倒的なドラマを描き出しています。

「フィデリオ」のために書かれた4つの序曲を収めたLPは、1968年のクリーヴランド管創立50周年記念発売の1枚となりました。珍しいのは、「フィデリオ」「レオノーレ第1番」の2曲が1967年夏のヨーロッパ楽旅中、ロンドンで録音されていること。

セル&クリーヴランド管のセッション録音が地元以外で行なわれたのはこの時だけです。



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