メルマガ登録

アルヘンタ スペイン国立交響楽団 ベートーヴェン交響曲第3番

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

クラシックの演奏家は、飛行機を利用することが多いのか、事故で若い才能を散らした人が多いような印象を受けます。

指揮者のグイド・カンテッリ36歳、ヴァイオリニストのジネット・ヌヴー30歳、ピアニストのウイリアム・カペル31歳。

そしてスペインの伝統音楽に人生のすべてを捧げたアタウルフォ・アルヘンタも自動車事故で44歳の短い生涯を閉じました。

人生が未完に終わった人たちのことを考えると辛いですし、その残された録音を聴くにつけ、事故さえなければと思わずにいられません。

スポンサーリンク

アルヘンタ 名盤 ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」

アルヘンタは、スペインの伝統的な紙芝居「サルスエラ」を中心にスペイン国内で積極的な録音活動を行っていました。

本格的に国際的な活動をしようかという時期に自動車事故に遭遇し帰らぬ人となってしまいました。

ベートーヴェンの英雄は、アルヘンタにとっては、珍しいレパートリーですが、開始から颯爽と意気揚々とした演奏は、胸がすく思いですが、第2楽章では情感豊かになかなか泣かせる演奏をしてくれています。

こんな素晴らしい演奏を聴いてしまうと本当に残念でならない気持ちとよくぞ残してくれたという感謝の気持ちも覚えます。

ぜひ、聴いて欲しい録音です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(14:22) I. Allegro con brio
2.(14:52) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:42) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:48) IV. Finale: Allegro molto
total(46:44)

スペイン国立管弦楽団 – Spain National Orchestra
アタウルフォ・アルヘンタ – Ataulfo Argenta (指揮)
録音: 24 May 1957, Palacia de la Musica, Madrid

ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」他 アタウルフォ・アルヘンタ 、 スペイン国立交響楽団 スイス・ロマンド管弦楽団

スペインの伝説的な指揮者アタウルフォ・アルヘンタの「早過ぎる晩年」の録音です。彼は13歳で王立マドリッド高等音楽学校に入学、1930年にピアノ科で首席を獲得したため、その後の徴兵を免れ、ベルギーやドイツで研鑚を積むことができました。

内戦が終了した後はスペインに戻り、1945年からはスペイン国立管弦楽団の首席指揮者として活躍、1947年には終身音楽監督に就任しています。

彼はDECCAと組んで、数多くの録音を残していて、そのレパートリーの大半はスペインやロシアなど国民楽派の作品でしたが、この珍しいマドリッドでのベートーヴェンは、とにかくエキサイティングであり、彼が意気揚々と演奏しているのがおわかりいただけることでしょう。

同じ年の「売られた花嫁」序曲は、いつもの流麗な音楽です。ボーナス・トラックとして彼が殊の外得意としていた、サルスエラの名曲から5曲が収録されています。
ナクソス・ジャパン



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました