こんにちは、
ともやんです。
おお、マタチッチのベートーヴェン交響曲全集が発売されます。
今月末にリリース予定で現在予約受付中。
なんでも、巨匠マタチッチ最後の全曲演奏会のライブ録音です。
会場は、ザグレブのヴァトロスラフ・リシンスキ・コンサートホール。
商品紹介に踊るキャッチコピーが凄い！
『これぞ、巌の如きベートーヴェン!!』
「巌の如き」という言葉を聴けばわかりますが、生易しい演奏ではないということです。
しかもマタチッチは、ベートーヴェンを積極的に取り上げた指揮者ではないようで、生涯に二度しか全曲演奏会をしませんでした。
そのひとつは、1962年のミラノ放送響とのもので、このライブ録音もCD化され発売されました。
しかし、録音とオーケストラがいまひとつでした。
今回は、地元クロアチアのザグレブで、オーケストラの手兵のザグレブ・フィル。
これは期待できます。
録音もHRTクロアチア放送による優秀なものだそうで、これは買いです。
マタチッチ ザグレブ・フィル ベートーヴェン交響曲全集
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1)
交響曲第1番 ハ長調 作品21
録音1980年12月19日
交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
録音1981年1月16日
CD2)
交響曲第2番 ニ長調 作品36
録音1980年12月19日
交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
録音1981年2月27日
CD3)
交響曲第4番 変ロ長調 作品60
録音1981年1月16日
交響曲第5番 ハ短調 作品67
録音1981年2月27日
CD4)
交響曲第8番 ヘ長調 作品93
交響曲第7番 イ長調 作品92
録音1981年5月22日
CD5)
交響曲第9番 ニ短調 作品125
録音1981年6月5日
【演奏】
ロヴロ・フォン・マタチッチ – Lovro von Matacic (1899-1985)
ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団 – Zagreb Philharmonic Orchestra
(以下第9)
ラドミラ・スミッリャニチ(ソプラノ)
マリヤ・クラシッチ(メゾ・ソプラノ)
イーゴル・フィリポヴィチ(テノール)
ネヴェン・ベレマリチ(バス)
ザグレブ・フィルハーモニー合唱団 – Zagreb Philharmonic Chorus(合唱指揮:イヴァン・ゴラン・コヴァチッチ)
演奏会場:ヴァトロスラフ・リシンスキ・コンサートホール(ライヴ録音)
HRTクロアチア放送による録音
*当時クロアチアはユーゴスラヴィアでした。
ベートーヴェン: 交響曲全集 ロヴロ・フォン・マタチッチ ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団
第1番、第2番、第8番という小ぶりな曲の内容の深さにも感動。第7番は青年のような元気溌剌さ。「運命」、「第九」の人生の苦みを体現するかのような切実な表現。壮大な「エロイカ」等、聞き所は満載。マタチッチを、更にはベートーヴェンを知るには必携の名演と言えましょう。解説には演奏分析の神、金子建志氏がマタチッチのベートーヴェン演奏の秘密を御開帳!
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