こんにちは、
ともやんです。
約3週間後にベートーヴェンのミサ・ソレムニスをコンサートホールで歌うことになっている。毎日CD聴きながら練習している、のだが、大丈夫か?
そもそも無理だった。
いや一人で歌うわけではないし、合唱の場合は、周囲の引っ張られて実力以上を発揮できないわけではない。
しかし、最低作品全体の構成と自分のパートのメロディ、歌詞を憶えておかないと発揮できる実力もないのだ。
つまり本番まで聴いて歌って憶えていくしかない。
ミサ・ソレムニスは、全部で5部構成だが、特に重要で難しいのは第2部のグロリアと第3部のクレド。
ミサ・ソレムニスを聴く
昔の人は、楽譜から自分で音を取って練習したのだろう。
そうなると楽器、特にピアノを弾ける人は有利だ。
ピアノを弾きながら自分で音取りが出来る。
僕は、ギターとヴァイオリンをちょこと出来るが、ヴァイオリンで音取りは難しい。
そこで、ミサ・ソレムニスのベースパートを収録しているCDを入手し、それを繰り返し聴いて練習に活かしている。
それ以外では、CDや配信で、出来る限りいろんな演奏を聴くようにしている。
でも、通常の演奏では、僕の歌うバスパートの音を拾いにくいこともある。
そんな中、あまり期待しないで聴いた、カラヤン&ベルリン・フィル他の1966年の演奏が素晴らしかった。
演奏はもちろんだが、バスパートが、非常にクリアに聴こえるのだ。
1966年と言えば、アナログ録音がもっと充実していた時代ではないだろうか。
また、ソリスト陣も素晴らしい。
第1曲のキリエで、ソプラノ、アルトと歌い出した時、これが凄いとぞくぞくしてしまった。
それもそう、ソプラノのヤノヴィッツ、アルトのルートヴィヒ、テノールのヴィンダーリヒ、バスのベリーと言えば、当時の声楽界でトップクラスの布陣なのだ。
この録音との出会いは純粋の嬉しい。
しかも現役盤としても販売されている。
これは持っていて損はない名盤です。
カラヤン ベートーヴェン ミサ・ソレムニス 1966
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 Op. 123
Mass in D Major, Op. 123, “Missa Solemnis”
total(85:49)
作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text
グンドゥラ・ヤノヴィッツ – Gundula Janowitz (ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ – Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
フリッツ・ヴンダーリヒ – Fritz Wunderlich (テノール)
ウォルター・ベリー – Walter Berry (バス・バリトン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
ヨーゼフ・ネボワ – Joseph Nebois (オルガン)
ミシェル・シュヴァルベ – Michel Schwalbe (ヴァイオリン)
ウィーン楽友協会合唱団 – Wiener Singverein
録音: 28 February 1966, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(ヤノヴィッツ/ルートヴィヒ/ヴンダーリヒ/ウィーン国立歌劇場合唱団/ベルリン・フィル/カラヤン)
エミール・ベルリナー・スタジオにて24-bit/192kHzでリマスタリングされたCD+BDAセット。
カラヤンによる伝説的1966年録音のベートーヴェン:荘厳ミサ曲が新規リマスターによるCD+BDAのセットになってカタログに戻ってきました。(輸入元情報)
コメント