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佐渡裕 トーンキュンストラー管 マーラー 交響曲第4番

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こんにちは、
ともやんです。

佐渡裕が、自身が首席指揮者を務めるトーンキュンストラー管弦楽団を指揮したライブ録音で、マーラーの交響曲第4番を聴きました。

録音が2022年4月ということですから、約2年前の録音です。
そのCDが、1月31日に発売されますが、逸早く聴くことができました。
簡単にコメントしたいと思います。

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マーラーの交響曲について感じること

マーラーは好きな作曲家ですが、どの曲と言うわけではありません。
彼の作品はほとんど大規模な交響曲で、未完も含めると全部で11曲あります。

その中でとりわけよく聴くのは、第2番「復活」と第9番、続いて第1番と第4番。そして「大地の歌」と第7番となります。

一時期よく聴いた第5番は、今はあまり聴きません。第3番、第6番は、LPやCDで持っていますが、ほとんど聴きません。

マーラー好きの友人は、第3番と第6番を聴かないのはもったいない、と諭してくれたこともあり、機会をみて聴こうかと考えてはいますが。

マーラーの作品は哲学的、文学的で、聴いていてなにか気が重くなる感じがありますが、第4番だけは、純粋に音の動きを追っていくだけで楽しくなります。

特に第1楽章は、魅力的な音楽です。だから第4番というと第1楽章のメロディーなどは、口ずさむことができます。

しかし、第2楽章以降になると、思い出すのに苦労します。

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佐渡裕&トーンキュンストラー管のマーラー第4番について

佐渡さんというと、どうも以前聴いたシエナ・ウィンドとの演奏やその指揮姿から、どうも勢いのあるイケイケ、ノリノリの作品が得意で、なんとなく深さに乏しいという印象を持っています。

ただ近年、トーンキュンストラー管の指揮者になってからは、ブルックナーやマーラー、ブラームスなどを積極的に取り上げているようで、実際高い評価も受けているようで、ならば自分の耳で確かめたいと思っていました。

また先日、友人が西宮で佐渡さんが兵庫芸術文化センター管を指揮したマーラーの第9番の演奏を聴いて感動した、という連絡をくれ、おお、佐渡さんも齢60歳を越え、巨匠の域に近づきつつあるのかな、と感じた次第です。

なんせ僕は、佐渡さんの実演を聴いたことがないのです。
動画配信サービスのU-NEXTでは、2019年のハンブルクで行われたトーンキュンストラー管とのマーラー第5番が視聴できます。

これを見ているとその指揮ぶりもかなり抑制された感があり、それと反比例するように内容の深さも出てきたという感じで、佐渡さんに対する印象も変わってきました。

いつの日か、師のバーンスタインに近づき、それを超えるマーラーを聴かせてくれるものと思います。

さて、今回の第4番は、一聴して美しい丁寧に仕上げた演奏だなという感じです。派手さは抑えられ、むしろ堅実な演奏で味わいもあり、これは何度でも聴きたくなる演奏だなと感じました。

また演奏後の観客の拍手や歓声も収録されています。
ここでは、演奏後の余韻も愉しむという観客の誠実さが伺えて、演奏の楽しみ方を知っているなと強く感じました。

このCDはおすすめです。

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佐渡裕 トーンキュンストラー管 マーラー 交響曲第4番

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第4番 ト長調
Symphony No. 4 in G Major
作詞 : 伝承 – Traditional

1.(17:03) I. Bedachtig, nicht eilen
2.(10:00) II. In gemachlicher Bewegung, ohne Hast
3.(22:17) III. Ruhevoll, poco adagio
4.(09:51) IV. Sehr behaglich
total(59:11)

アデラ・ザハリア – Adela Zaharia (ソプラノ)
トーンキュンストラー管弦楽団 – Tonkunstler Orchestra
佐渡裕 – Yutaka Sado (指揮)
録音: 22-25 April 2022, Live recording, Wiener Musikverein, Austria

マーラー:交響曲第4番(トーンキュンストラー管/佐渡裕)

天国的な美しさや楽しさが歌われる交響曲第4番。
佐渡裕の指揮とトーンキュンストラー管弦楽団がマーラーの音楽に内在する歌を艶やかな音色で限りなく美しく奏でた名盤の登場です。
第4楽章ではソプラノ歌手、アデーラ・ザハリアが至高の歌唱を披露。
美しく崇高な天上の調べに華を添えています。



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