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レオンスカヤ モーツァルト ピアノソナタ全集

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こんにちは、
ともやんです。

ピアニスト、エリザベート・レオンスカヤは1945年トビリシのチフリス生まれ。11歳でチフリスで最初のリサイタルを開く。

モスクワ音楽院でヤコブ・ミルシテインに師事。78年にソ連から亡命して、ウィーンに住む。翌年ザルツブルク音楽祭にデビューして、欧米の主要なオーケストラとの共演をはじめとして、活発な演奏活動を行なっている。

リヒテルの連弾の相手としても知られているように、力強いタッチの豪放な演奏を聴かせる。レパートリーは独系が得意である。

以上、タワーレコードで紹介されている簡単なプロフィール。

1945年というと昭和20年。
今年79才だ。つまり来年には、敗戦から80年になるわけだ。
終戦から12年後に生まれた自分もそれなりの年齢になるのもわかる。

さて、エリザベート・レオンスカヤの名前は、以前より知っているが、しっかり聴いたことがない。今回、彼女の比較的新しい録音を聴いた。

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2021年3月というから約3年前。
コロナ禍での録音。

これがいい。

モーツァルトというと優雅で柔らかなイメージがあるが、レオンスカヤの演奏は、そんなイメージとは違っている。

何か、芯の強い硬派な演奏なのだ。

それもそう。
レオンスカヤは、モーツァルトの演奏に関して、師のリヒテルのモーツァルト演奏の厳しい教えによりあえて避けていたようだ。

そのためあえて、壮大なロマンチックなレパートリー、ベートーベン、シューベルト、ブラームス、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの演奏を中心としていた。

しかし、2018年から19年に掛けてロンドンのウィグモア・ホールで行われたモーツァルトの演奏は、「その背後にある生涯の知恵と経験を持つ万華鏡のようなモーツァルト」「聴衆の想像力を、ファンタジーの渦巻きで想起させる魅力的な空間」と絶賛された。

この録音は、それを想起させてくるものでしょう。

しっかり全曲聴こうと思います。

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レオンスカヤ モーツァルト ピアノソナタ全集

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K. 310
Piano Sonata No. 8 in A Minor, K. 310

1.(08:49) I. Allegro maestoso
2.(09:38) II. Andante cantabile con espressione
3.(03:13) III. Presto
total(21:40)

———————

ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K. 330
Piano Sonata No. 10 in C Major, K. 330

4.(01:06) I. Allegro moderato
5.(06:51) II. Andante cantabile
6.(06:03) III. Allegretto
total(14:00)

———————

ピアノ・ソナタ第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」 K. 331
Piano Sonata No. 11 in A Major, K. 331

7.(14:26) I. Theme and Variations: Andante grazioso
8.(06:12) II. Menuetto
9.(03:28) III. Alla Turca: Allegretto
total(24:06)

エリザベート・レオンスカヤ – Elisabeth Leonskaja (ピアノ)
録音: 2-6 January, 31 March 2021, Sendesaal Bremen, Germany

モーツァルト: ピアノ・ソナタ全集 エリーザベト・レオンスカヤ

リヒテルとのデュオで世界の注目を集め、今もなお本国ロシア、欧州で多くの音楽家から尊敬を集める レオンスカヤ。封印していたモーツァルトのソナタを、妥協のない演奏で全録音!



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