メルマガ登録

ハイティンク ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

このブログで何度か書いていると思いますが、ベルナルト・ハイティンクは、あまり聴かないしたら指揮者です。

名門コンセルトヘボウ管の指揮者を長らく務め、その他著名なオーケストラを指揮し、しかも90才まで活動した20世紀後半から21世紀に掛けての巨匠ですが、何度かしっかり聴いてみようとしたのですが、なにかぐっと来るものがないのです。

これは聴き手の問題なのか?とも思うくらいです。
しかし、ミサ・ソレムニスのいくつかの演奏を聴いていく中で、ハイティンクの演奏録音に接し、やはりこの人はただ者ではなかったと遅ればせながら深く感じ入りました。

スポンサーリンク

ハイティンク ベートーヴェン ミサ・ソレムニスは凄い

僕が敬愛し、その著書から多くの影響を受けた故宇野功芳氏の著書に『ベートーヴェンの不滅の音楽を聴く』があり、その本の中の『ミサ・ソレムニス』の項で、オットー・クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管他の演奏録音を取り上げ、宇野氏は次のように記しています。

“クレンペラーの表現はドイツの伝統に則した最もオーソドックス、最も立派、最も音楽的かつ芸術的なもので、スケールの大きい、格調の高い壮麗な世界が現出している。”

僕は、ハイティンクの演奏を聴きながら、まさに上記の宇野さんのコメントを思い出さずにはいられませんでした。

クレンペラーが1965年に録音した時は80才。
そしてハイティンクがその約50年後の2014年に録音した時は85歳でした。

まさに老いて益々の名演です。

ぜひ聴いてほしい名演です。

スポンサーリンク

ハイティンク ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 Op. 123
Mass in D Major, Op. 123, “Missa Solemnis”
作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text

1.(09:48) Kyrie
2.(18:39) Gloria
3.(19:58) Credo
4.(15:10) Sanctus
5.(15:46) Agnus Dei
total(79:21)

ゲーニア・キューマイアー – Genia Kuhmeier (ソプラノ)
エリザベート・クルマン – Elisabeth Kulman (メゾ・ソプラノ)
マーク・パドモア – Mark Padmore (テノール)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン – Hanno Muller-Brachmann (バス・バリトン)
アントン・バラチョフスキー – Anton Barachovsky (ヴァイオリン)
バイエルン放送合唱団 – Bavarian Radio Chorus
バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
ベルナルト・ハイティンク – Bernard Haitink (指揮)
録音: 25-26 September 2014, Herkulessaal der Residenz, Munchen, Germany

ベルナルト・ハイティンク: ポートレート ベルナルト・ハイティンク バイエルン放送交響楽団

2019年3月4日 ハイティンク90歳の誕生日を祝して!ハイドン「四季」は初出!

アムステルダム出身、オランダが誇る大指揮者ハイティンク。1961年から1988年まで長きに渡り、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務め、楽団の発展に力を尽くしました(1960年代から70年代にかけて、コンセルトヘボウ管と完成させたマーラーの交響曲全集は、当時巻き起こった”マーラー・ブーム”の潮流に乗って多くの人に愛された名演です)。

1980年代頃までは「正統的、かつ穏当な解釈をする指揮者」として評価されていましたが、21世紀になってから、ライヴ録音が広く知られるようになり「熱い指揮者」としても認知され、現代を代表する巨匠としての地位を確立しました。

バイエルン放送交響楽団とは長い間良好な関係を築いており、このBOXに収録された音源でも、ハイドン、ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーとウィーン古典派からロマン派の音楽で目覚ましい演奏を披露。なかでもハイドンの「四季」は今回初収録の音源であり、大規模な声楽パートを操り、躍動的で生き生きとした音楽を紡ぎ出しています。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました