こんにちは。
ともやんです。
アーノンクール75歳の時の録音です。
自身、メサイアの2回目録音です。
静けさと豊かさに満ちた演奏です。
前回の82年の録音では、なにか作為的な部分に気になり、今一つ音楽を楽しむことができませんでした。
しかし20年後の2004年の録音は、表情は豊かなのにとても自然に流れをもった演奏に仕上がっています。
なにか心に沁み込んでくるような演奏です。
アーノンクール ヘンデル オラトリオ「メサイア」
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル – George Frideric Handel (1685-1759)
オラトリオ「メサイア」 HWV 56
Messiah
作詞 : 新約聖書 – Bible – New Testament
total(148:53)
クリスティーネ・シェーファー – Christine Schafer (ソプラノ)
アンナ・ラーション – Anna Larsson (コントラルト)
ミヒャエル・シャーデ – Michael Schade (テノール)
ジェラルド・フィンリー – Gerald Finley (バリトン)
アルノルト・シェーンベルク合唱団 – Arnold Schoenberg Choir
エルヴィン・オルトナー – Erwin Ortner (合唱指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス – Concentus Musicus Wien
ニコラウス・アーノンクール – Nikolaus Harnoncourt (指揮)
【Blu-spec CD2】 ヘンデル:メサイア(全曲) ニコラウス・アーノンクール
75歳をむかえたニコラウス・アーノンクールの見事な円熟ぶりを刻印した2004年のライヴ録音。
1982年録音のテルデック盤に比して、音楽自体が格段と豊かになり、全体の流れが実に自然な呼吸で運ばれており、指揮と一心同体となった手兵コンツェントゥス・ムジクスおよびA.シェーンベルク合唱団の見事な表現力、シェーファー、ラーソンなどの旬の名歌手の新鮮な歌唱ともども、21世紀の”メサイア”と呼ぶにふさわしい決定的名盤。
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