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ハイドン交響曲第100番”軍隊” 聴きくらべ5選

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こんにちは、
ともやんです。

初めて買ったレコードが、ハイドンの交響曲第100番”軍隊”ということで、僕はこの曲が大好きです。

ハイドンは、生涯に100曲以上の交響曲を作曲し、交響曲の父ともいわれ、このジャンルの発展に大いに寄与しました。

またベートーヴェンにも大きな影響を与え、また逆に後輩のモーツァルトからも影響を得るなど、その柔軟な活動は、200年以上たった現代の60歳以降の生き方の参考になります。

僕が、初めて聴いた”軍隊”の演奏は、フリッツ・ブッシュ指揮ウィーン交響楽団でしたが、残念ながら現在このCDが見つかりません。

僕が聴いた中では、ワルター&コロンビア交響楽団とクレンペラー&ニューフィルハーモニア管が双璧だと思います。

この2つは殿堂入りということにして、その他で僕が聴いて素晴らしいと思った演奏を挙げたいと思います。

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ハイドン交響曲第100番”軍隊” シュワルツ&スコットランド室内管

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”

1.(07:19) I. Adagio – Allegro
2.(06:56) II. Allegretto
3.(05:11) III. Minuet: Moderato
4.(04:55) IV. Finale: Presto
total(24:21)

スコットランド室内管弦楽団 – Scottish Chamber Orchestra
ジェラード・シュワルツ – Gerard Schwarz (指揮)

 

ハイドン交響曲第100番他、ジェラード・シュワルツ 、 スコットランド室内管弦楽団

 

ジェラード・シュワルツは、1947年今年72歳のアメリカの指揮者・トランペット奏者。

僕はもっと若い印象がありましたが、ベテラン中のベテランです。

派手は印象はなく、着実に実力を備えた指揮者という感じで、その堅実な音楽つくりは誠実そのもので、何気なく聴いていても、おお、この人凄い、と惹きつけられます。

僕が初めてシュワルツの演奏に接したのは、ナージャ・サレルノ・ソネンバーグのソロでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の伴奏を務めた演奏。
このとき、初めてシュワルツの指揮に接し、この人凄いな、と思いました。

ハイドンの軍隊も、軽やかでチャーミングな中に哀愁も感じさせる名演です。
今回聴いた5つの中では一番好きな演奏です。

 

ハイドン交響曲第100番”軍隊”ヨッフム&ロンドンフィル

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”

1.(07:13) I. Adagio – Allegro
2.(05:39) II. Allegretto
3.(05:03) III. Menuet: Moderato
4.(04:43) IV. Finale: Presto
total(22:38)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 – London Philharmonic Orchestra
オイゲン・ヨッフム – Eugen Jochum (指揮)
録音: February 1973, Assembly Hall, Barking, London, United Kingdom

 

ハイドン:交響曲第94番≪驚愕≫第100番≪軍隊≫・第101番≪時計≫<限定盤> オイゲン・ヨッフム

 

“20世紀の巨匠”シリーズ第3回発売分(全20タイトル)。オイゲン・ヨッフム(1902-1987)の芸術編。オイゲン・ヨッフム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による1972、73年録音盤。

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オーソドックスな名盤です。
愛すべき名指揮者ヨッフムのもと、ロンドンフィルが、演奏する喜びに溢れて奏でている雰囲気がすごく伝わってきます。

 

ハイドン交響曲第100番”軍隊” サヴァリッシュ&ウィーン交響楽団

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”

1.(08:11) I. Adagio – Allegro
2.(05:08) II. Allegretto
3.(05:24) III. Menuet: Moderato
4.(05:17) IV. Finale: Presto
total(24:00)

ウィーン交響楽団 – Vienna Symphony Orchestra
ウォルフガング・サヴァリッシュ – Wolfgang Sawallisch (指揮)

 

【CD】 The Art of Wolfgang Sawallisch ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 

The Art of Wolfgang Sawallisch というタイトルで14枚組の5枚目に収録されています。
遅めのテンポで重厚な表現。サヴァリッシュというともっと軽快な印象を持っていましたが、こんな豊かな厚みのある演奏もいいです。

現代ではなかなか聴かれない名演です。

 

ハイドン交響曲第100番”軍隊” ファイ&ハイデルベルク交響楽団

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”

1.(08:04) I. Adagio – Allegro
2.(04:31) II. Allegretto
3.(05:11) III. Menuet: Moderato
4.(05:28) IV. Finale: Presto
total(23:14)

ハイデルベルク交響楽団 – Heidelberg Symphony Orchestra
トーマス・ファイ – Thomas Fey (指揮)
録音: 5-8 March 2013, Palatin, Wiesloch, Germany

 

ハイドン交響曲第100番軍隊他、トーマス・ファイ 、 ハイデルベルク交響楽団

 

今回聴いた5つの演奏中に一番躍動感溢れる演奏です。

しかも独特なアクセントや強弱をつけて手練手管を駆使した演奏という感じで、これがうるさいと感じる人と、ワクワクする人に分かれるんじゃないかと思います。

僕個人としては小賢しいと感じてしまいます。

ただ、普通聴こえないような管楽器の内声部が飛び出して来たり、ティンパニの突然の強打など、聴きなれた曲がとても新鮮に聴こえるのは確かです。

第2楽章は早めのテンポで、楽しい限りです。僕は第2楽章ではファイの表現を支持します。

 

ハイドン交響曲第100番”軍隊” 鈴木秀美&山形交響楽団

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”

1.(07:52) I. Adagio – Allegro
2.(06:07) II. Allegretto
3.(04:47) III. Menuet: Moderato
4.(05:08) IV. Finale: Presto
total(23:54)

山形交響楽団 – Yamagata Symphony Orchestra
鈴木秀美 – Hidemi Suzuki (指揮)
録音: 23-24 July 2011, Yamagata Terusa Hall, Japan

 

【SACDハイブリッド】 シューベルト:交響曲 第1番&ハイドン:交響曲 第100番「軍隊」 鈴木秀美 、 山形交響楽団

 

全く期待しないで聴きはじめてその素晴らしさに感嘆しました。
ピリオド楽器奏法の透明感を持ちながら、テンポ設定もオーソドックスで、もっとも誠実な演奏です。

鈴木秀美氏も山形交響楽団の名前も演奏も初めて聴きましたが、日本の音楽界の層の厚さは凄いなと感じました。

今後も注目した指揮者と団体です。

 



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