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沼尻竜典 東京都交響楽団 日本管弦楽名曲集

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こんにちは、
ともやんです。

日々、ブログやメルマガを書くに当たりその日の過去の出来事をチェックするのが日課です。

基本的には文化、エンタメ系の情報が主です。

さて、2月8日は、誕生日では、ピアニストのニキタ・マガロフが1912年生まれ(1992年没)、俳優のジェームズ・ディーンが1931年生まれ(1955年没)、ソプラノ歌手のエリー・アーメリングが1933年生まれ、冒険小説作家の船戸与一が、1944年生まれ(2015年没)。

そして忌日を見ると、作曲家の伊福部昭の名前が、目に飛び込んできました。
1914年3月7日、北海道の釧路生まれ。そして2006年2月8日に91歳で亡くなっています。

伊福部さんというとなんと言っても映画「ゴジラ」の音楽を担当したということで有名です。
個人的には、あの映画のヒットは伊福部さんの音楽を置いて語れないのではないかとまで思っています。

さて、今朝は、そんな伊福部さんを偲んでデビュー曲「日本狂詩曲」を聴いています。

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伊福部昭 デビュー曲 日本狂詩曲

伊福部さんの経歴を見ると、12歳頃から音楽に興味を持ち、独学でヴァイオリンを始めたり作曲を始めて、友人たちを演奏活動を始めています。

なお、伊福部さんの経歴に関しては、ネットで閲覧できるウィキペディアにかなり詳しく載っていますので良かったらチェックしてみてください。

さて、「日本狂詩曲」は、1935年の夏に完成した作品で、伊福部が林野局の林務官をしていた時代の作品です。

伊福部は、ほとんど独学の人で、1934年にチェレンブニンが来日したとき、短期間、彼に作曲法と管弦楽法を学んだのが、作曲を学んだ全部と言われています。

そして翌年パリでチェレブレニン賞の募集があるのを知り、「日本狂詩曲」を応募の規定に合わせて送りました。

同年12月にパリで行われたチェレブニン賞(審査員:オネゲル、イーベル、タンスマン、ルーセル他4人の計8人)で第1位の栄誉を獲得して、翌1936年4月5日、フェビアン・セヴィツキーの指揮でボストンで初演されました。
その後、ローマ、ワルシャワ、ベルリンなどでも演奏され伊福部の出世作となったのです。

なお、今日紹介するCDには、伊福部の他、外山雄三、芥川也寸志、小山清茂、吉松隆の作品が収録されています。

吉松さんのみ現役で、以前、ロシア文学者亀山郁夫さんとショスタコーヴィチ論を語り合うトークショーを聴きに行きました。面白かったです。

合わせてぜひ全部聴いて欲しいです。

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沼尻竜典&東京都交響楽団 日本管弦楽名曲集

外山雄三 – Yuzo Toyama (1931-)
管弦楽のためのラプソディ
1.(07:13) Rhapsody for Orchestra

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伝承 – Traditional
越天楽
2.(08:58) Etenraku
編曲 : 近衞秀麿 – Hidemaro Konoye

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伊福部昭 – Akira Ifukube (1914-2006)
日本狂詩曲
Japanese Rhapsody
3.(08:01) I. Nocturne
4.(08:38) II. Fetes
total(16:39)

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芥川也寸志 – Yasushi Akutagawa (1925-1989)
交響管弦楽のための音楽
Music for Symphony Orchestra
5.(04:42) Andantino
6.(05:01) Allegro
total(09:43)

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小山清茂 – Kiyoshige Koyama (1914-2009)
管弦楽のための木挽歌
7.(11:21) Kobiki-Uta for Orchestra

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吉松隆 – Takashi Yoshimatsu (1953-)
朱鷺に寄せる哀歌 Op. 12
8.(11:47) Threnody to Toki for String Orchestra and Piano, Op. 12

東京都交響楽団 – Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
沼尻竜典 – Ryusuke Numajiri (指揮)
録音: 25th-27th July 2000, Tokyo Metropolitan Art Space

日本管弦楽名曲集 沼尻竜典 東京都交響楽団

ナクソスによる「日本作曲家選輯」の記念すべきシリーズ第1弾。

世界へアピールできるクオリティを持ちながらも、国際的な評価を受けることが稀だった日本の代表的な管弦楽作品を集めています。

民衆のエネルギー、宮廷の典雅さ、細密の美学、叙情と哀愁の織りなす感興などを、アイデアに満ちたオーケストレーションで昇華した曲ばかりです。指揮を託された沼尻竜典は東京都交響楽団ととも颯爽とした演奏で応えました。

シリーズ第一弾は日本における民族主義をテーマに、20世紀音楽史における日本の存在を世界へ発信する注目アルバムとなりました。シリーズ監修者の片山杜秀氏による解説付き。
ナクソス・ジャパン



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