こんにちは、
ともやんです。
グスタフ・レオンハルト(1928-2012)は、オランダの鍵盤楽器奏者、指揮者、教育者、音楽学者として83年間の生涯を送った人です。
またピリオド楽器による古楽器演奏運動のパイオニアにして中心人物としても知られた人です。
風貌からして、いかにも厳格な方といういう印象があります。
ヨハン・セバスティアン・バッハの名曲、ゴルトベルク変奏曲を愛する者としては、この人の演奏は、聴いておかなければと聴きました。
レオンハルトは、生涯にゴルトベルク変奏曲を3回録音していますが、僕が聴いたのは1964年の2回目の録音です。
レオンハルトのゴルトベルク変奏曲 これぞスタンダードの名盤
レオンハルトは、1953年の25歳の時に1回目の録音をしていて、その後約10年おきに録音しています。
この2回目の録音のアリアを聴いた瞬間、これだ!と思いました。
テンポといい、表現といい、これがスタンダードとして残る演奏だと感じたのです。
リヒターとヴァルヒャもアリアの部分だけ聴いてみましたが、レオンハルトが、一番しっくりいく感じです。
今は、グレン・グールドの80年の録音とレオンハルトの2回目があればいいかな。
グスタフ・レオンハルトの名盤 2回目のゴルトベルク変奏曲
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
Goldberg Variations, BWV 988
グスタフ・レオンハルト – Gustav Leonhardt (チェンバロ)
演奏時間(47:48)
録音1964年
バッハの傑作の前人未到の巨大な変奏曲作品『ゴルトベルク変奏曲』。バッハの鍵盤楽器の技法の真髄が余すところなく示された名作です。繊細なアーティキュレーションと独特なアゴーギグによって、レオンハルトがバッハの真の音楽を完璧に表わした名盤中の名盤です。3回この曲の録音を行っているレオンハルトによる、1964年の2回目の録音です。
ワーナーミュージック・ジャパン
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