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神尾真由子 J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲

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こんばんは、
ともやんです。

テレビをあまり観ない僕が、時々観る番組で、Eテレの『クラシックTV』があります。
MCの清塚信也さんのピアノを使った軽快なトークとわかりやすい解説が魅力です。

昨日3月2日の特集は『メンデルスゾーン』。
メンデルスゾーンの生い立ちから彼の業績を紹介するもので、登場するゲストが、クラシック音楽にあまり詳しくないので、そのゲストに対して清塚さんはわかりやすく解説しているのです。

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メンデルスゾーンの功績 J.S.バッハの復権

番組では、メンデルスゾーンの優れてプロデューサーぶりも紹介されました。
その最大の功績は、J.S.バッハの復権です。

メンデルスゾーンは、15歳の誕生日のプレゼントにマタイ受難曲の楽譜をお願いしたそうです。そして彼の中には当時亡くなってから半世紀以上たって人々から忘れ去られていたJ.S.バッハ最大の傑作マタイ受難曲をぜひ蘇らせたいという夢が大きくなって行きました。当時の作曲の師だったツェルターに相談。TVでは、ツェルターは「絶対失敗する」と反対したそうですが、別の資料では、後援者となったというのもあります。
多分両方事実なのでしょう。
バッハの流れを持つツェルターは、その蘇演の難しさを誰よりも知っていたから最初は反対したのでしょう。

しかし、メンデルスゾーンの情熱と志の高さに打たれ応援するようになったと思います。
メンデルスゾーンは、まず歌劇場の歌手たちにバッハの素晴らしさを伝え仲間を増やしました。そして市民合唱団を巻き込み、音楽新聞の記者たちにも情報をどんどん開示して行きました。

そして、マタイ受難曲のコンサートは大成功を収め各地でも行われるようになりバッハの名声が戻って来たのです。

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神尾真由子 特別ゲスト

番組では、特別ゲストでヴァイオリン奏者の神尾真由子さんが登場。
清塚さんのピアノ伴奏で、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の第1楽章よりを披露してくれました。

神尾真由子
日本を代表するヴァイオリニストの一人。2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝し、ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。国内外のオーケストラと共演を重ね、国際的な音楽祭にも出演。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」。
タワーレコードより

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現在、僕が実演を聴きたいヴァイオリニストの一人です。
最新アルバムのパルティータを聴きましたが、本人も語っているようにバッハだからと言って重く構えず、軽やかに演奏している感じに好感が持てます。

気負わず自然体のバッハという感じです。

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神尾真由子 J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン パルティータ全曲

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
1.無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
Violin Partita No. 1 in B Minor, BWV 1002

2.無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
Violin Partita No. 2 in D Minor, BWV 1004

3.無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
Violin Partita No. 3 in E Major, BWV 1006

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲 神尾真由子

神尾真由子6年ぶりのソロ・アルバムは、初録音となるバッハ無伴奏パルティータ3曲。幼少の頃から様々な形でバッハに接し、折りに触れて演奏し、特に「シャコンヌ」には深い思い入れを感じてきた神尾が、「バッハを神格化せずに、バロックらしい軽い感じで弾きたい」と取り組んだのがパルティータで、2020年6月、コロナ禍の中、東京でも屈指の音響効果を誇る浜離宮朝日ホールにおける2日間のセッションでレコーディングを完成させました。



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