メルマガ登録

内田光子 モーツァルト ピアノ協奏曲第23番

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんばんは、
ともやんです。

いまから237年前の今日、1786年3月2日のウィーンで、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番K.233が完成しました。

モーツァルトは、この年の3月から4月に3つの予約演奏会を予定していました。このK.488は、その予約演奏会用に作曲されたようです。

スポンサーリンク

モーツァルトの華 ピアノ協奏曲

モーツァルトは、幅広いジャンルで傑作を残していますが、その中でも僕が一番心が惹かれるのがピアノ協奏曲です。

それも現代の表記では、10番代後半、特20番以降の作品は、まさに宝石のような輝きを放っています。

その中でも僕が特に好きなのは、第20番ニ短調 K.466、第23番イ長調K.488、そして最後のピアノ協奏曲第27番K.595 変ロ長調です。

その中でも第23番は、こまやかな情感に溢れ夢見るような趣があります。

スポンサーリンク

内田光子&クリーヴランド管 モーツァルト協奏曲集

自分が楽器を弾くようになってから、クラシックの音楽家たちが演奏を通していろいろな表現をすることに尊敬の念を覚え、そして以前より一層丁寧に聴くようになりました。

ある雑誌のインタヴューで、内田光子さんは、クリーヴランド管とのモーツァルトの振り弾きを〈完全犯罪〉と表現していたそうです。

このアルバムもまさに周到な準備を尽くした〈完全犯罪〉的な名録音。長い年月とやり取りのうえに築かれた信頼関係が生み出した、完璧といっていい『協奏曲』。

多分、内田さんがいう犯罪とは聴く人の心を盗むことではないかと思う。
それを人々を感動させるとか、喜びを与えるという真っ当な言い方は粋ではない。そこで完全犯罪という表現をして、人々の心を盗んでおきながら、聴いた人はそれも気づかないほどの名演と自負できるほどの出来なのか、と僕が考えたのです。、

ぜひ、聴いてほしい名盤です。
一緒に収録されている第24番もベートーヴェンを思わせる素晴らしい作品であり演奏です。

スポンサーリンク

内田光子 モーツァルト ピアノ協奏曲第23番 K.488

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K. 488
Piano Concerto No. 23 in A Major, K. 488

1.(11:42) I. Allegro
2.(06:47) II. Adagio
3.(08:18) III. Allegro assai
total(26:47)

内田光子 – Mitsuko Uchida (ピアノ)
クリーヴランド管弦楽団 – Cleveland Orchestra
録音:2008年12月 クリーヴランド、セヴァランスホール〈ライヴ〉

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第24番 内田光子 クリーヴランド管弦楽団

英国王室から「デイム」の称号を受けた世界的ピアニスト、内田光子。1980年代に録音したモーツァルトのピアノ協奏曲集は、今なお高い評価を得ています。
本作はそれから約20年後に名作2つを再録音したグラミー賞受賞の名盤。米国の名門を自ら指揮したこの演奏は、1音1音が意味深い円熟の音楽が聴く者を魅了します。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました