こんにちは、
ともやんです
おすすめのアルバムです。
ピアニスト三船優子が、南米音楽が持つ情熱と哀愁を見事に表現したアルバムです。
三船優子さんは、1966年生まれの東京都出身のピアニスト。ネットで検索すると長身の美貌の持ち主で、かなりステージ映えする方という印象です。
デビュー30周年でリストのアルバムを出されたようで、そちらは改めてレビューするとして、今回2012年にリリースされた、『Sul America 南米ピアノ作品集』を聴きました、
洗練された演奏の中にも南米音楽が持つ、情熱と哀愁を見事に表現していると思います。
おすすめのアルバムです。
三船優子 Sul America 南米ピアノ作品集
エイトール・ヴィラ=ロボス – Heitor Villa-Lobos (1887-1959)
南アメリカ1.
1.(04:00)Sul America
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アルベルト・ヒナステラ – Alberto Ginastera (1916-1983)
クレオール風舞曲の組曲 Op. 15
Suite de danzas criollas, Op. 15
2.(02:40) I. Adagietto pianissimo
3.(00:57) II. Allegretto rustico
4.(01:58) III. Allegretto cantabile
5.(02:44) IV. Calmo e poetico
6.(01:21) V. Scherzando
7.(01:29) VI. Coda: Presto ed energico
total(11:09)
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3つのアルゼンチン舞曲 Op. 2
3 Danzas argentinas, Op. 2
8.(01:16) No. 1. Danza del viejo boyero
9.(04:12) No. 2. Danza de la moza donosa
10.(03:14) No. 3. Danza del gaucho matrero
total(08:42)
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アストル・ピアソラ – Astor Piazzolla (1921-1992)
08:41ピアノ組曲 Op. 2
Piano Suite, Op. 2
11.(02:23) I. Preludio
12.(03:39) II. Siciliana
13.(02:39) III. Tocatta
total(08:41)
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3つの前奏曲
3 Preludes
14.(04:21) No. 1. Leijia’s game: Tango
15.(08:11) No. 2. Flora’s game: Milonga
16.(04:47) No. 3. Sunny’s game: Valse
total(17:19)
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天使のミロンガ
17.(04:16)Milonga del Angel
三舩優子 – Yuko Mifune (ピアノ)
録音: 15-17 May 2012, Coppice Miyoshi, Saitama, Japan
ピアソラ没後20年。魅惑のリズムとハーモニーが弾けるラテンのピアニズム!
前作の「バーバー:ピアノ作品集」が好評の三舩優子がまた新たな音楽を届けてくれました。
次なるターゲットは南米です。魅惑のピアニズム満載であり、まだこれから広がってゆくであろう未開の音楽大陸です。
その代表格であり、没後20年を迎える人気作曲家ピアソラの貴重なオリジナルピアノ作品を収録。
特に作品2はこれまでのイメージを覆すようなクラシックテイストを含んでおり、ドビュッシーやラヴェルの印象派から大きく影響を受けたあまり知られていない貴重な楽曲です。
当盤のピアソラの作品を聴くと、「天使のミロンガ」などへと繋がるピアソラの音楽変遷が感じられます。
また、ピアソラの最初の先生であったヒナステラも要注目です。近年人気曲となりつつある「アルゼンチン舞曲集」はラテンのリズムと和声が色濃く、高揚感満点の曲です。
ヒナステラからピアソラへと繋がる南米ピアニズムを、三舩優子の切れ味鋭いリズムとセンスが、色鮮やかに鳴り響かせます。三舩優子ならではの渾身のピアニズム。新たなる音楽の展開です。
オクタヴィア・レコード
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