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ジョン・ウイリアムス ギター作品集 フロム・ア・バード

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こんにちは、
ともやんです。

6月も終盤。僕の住む横浜はまだ梅雨ですが、今日は天気も良く気温も30℃を超すと思われます。そろそろニイニイゼミの鳴声も聴こえてくるかもしれませんね。

さて。クラシック音楽大好きな僕も、夏になるとベートーヴェンやブラームスはあまり聴きたくなります。ハイドンやモーツァルト、シューベルトあたりはまだ良いけど。

普段そんなに聴かないのに、夏になると聴きたくなる音楽があります。
今日は、夏に聴きたくなる音楽と新たに出会えたのでご紹介いたします。

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夏だから北欧は間違い?

もう20年ほど前でしょうか、夏だから北欧の音楽を聴いたら涼しくなるんじゃないか?と単純に思い、シベリウスの交響曲を聴いてみたことがあります。

結果は散々。シベリウスを聴いて涼しく感じるという人は、きっとシベリウスの出身地フィンランドを訪れたことがあり、そこの景色や季節を感じたことがあり、しかもそれとシベリウスの音楽が結ぶつけることが出来る人です。

フィンランドを訪れたことがある人でも、シベリウスの作品を知らない人は、聴いてもフィンランドの清澄な空気を感じることはできないでしょう。

シベリウスの作品を聴く人でも、フィンランドを訪れたこともないし、いつも6畳一間のエアコンのないような部屋で聴いている人には、決してシベリウスの音楽を聴いても涼しく感じないと思います。

ただ想像力の豊かな人なら、シベリウス=フィンランド=北欧=涼しいとイメージをリンクさせて出来ないこともないと思うますが。。。。

ということで想像力の弱い僕はシベリウスの交響曲を聴いても全然涼しく感じなかったし、むしろ馴染みがない作品だったのでむしろ暑苦しくなってしまったくらいです。

つまり僕にとっては、夏だから北欧と単純に考えたことが間違いだったのです。

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夏に聴きたくなる曲

僕が夏に聴きたくなる作品は、すぐ思い浮かぶのが次の3つです。
J・S・バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
J・S・バッハ ヴァイオリン協奏曲集
フェデリコ・モンポウ ピアノ作品集

偶然ですが、夏のある日、フェリックス・アーヨのヴァイオリン独奏で、J・S・バッハ(以降バッハ)の無伴奏ヴァイオリンソナタを聴いていたら、ああ、これは涼しくなる、いや暑さを忘れさせてくれる、と感じたのです。
多分、バッハの音楽にはヴァイオリン一丁で宇宙の音楽を奏でるようなものを感じさせます。当然バッハは、これを聴いて涼んでくださいと書いたわけではなく、その純粋で音楽的なヴァイオリンの響きは、暑いという気持ちを忘れさせてくれるのです。

2つの同じくバッハのヴァイオリン協奏曲は、まだ30代の始めの頃の独身時代、夏休みに神戸から車を借りて山陰まで足を延ばし一人旅をしたことがあります。
その時たまたま持っていたホグウッドのバッハのヴァイオリン協奏曲集をずっとカーステで流していたのです。もちろん山陰と言えども夏は暑いです。でも、山陰地方の美しい自然を見ながらバッハのヴァイオリン協奏曲に耳を傾け海岸線を運転していた記憶が甦り、暑さを忘れさせてくれるのです。

3つ目のモンポウのピアノ曲集。モンポウ自身がピアノを弾いているもので、何の予定もない夏の日の午後、ビールを飲みながら聴くと最高です。

一聴気だるい感じの曲想ですが、聴いていると少しずつ哲学的な思考が頭の中をぐるぐる回り出します。人生って何?これからの人類の行く末まで考えちゃったりしてハハハハ。

決定盤 夏に聴きたい音楽

さて、前書きが長くなりましたが、やっと本題です。
僕が夏に聴きたい音楽の決定盤とも言える録音に出会いました。

ギタリスト、ジョン・ウイリアムスによるギター作品集でアルバムタイトルが『フロム・ア・バード』。

最初のギターの音色を聴いた瞬間、こりゃ、ええわ、と感じました。これも当然避暑が目的のアルバムでも音楽でもないですが、聴いていると避暑地でのんびり過ごしているような錯覚に陥ります。

おすすめです。ぜひ聴いてみてください。

https://amzn.to/3PsO764

AmazonでCDの購入、ストリーミング配信も出来ます。

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ジョン・ウイリアムス ギター作品集 フロム・ア・バード

J. ウィリアムス:ギター作品集(フロム・ア・バード)(J. ウィリアムス)
WILLIAMS, J.: Guitar Music (From a Bird) (J. Williams)

ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams (1941-)
1.(02:34) ハロー・フランシス
Hello Francis

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2.(03:19) プレリュード・トゥ・ア・ソング
Prelude to a Song

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3.(03:09) オープン・エンド
Open End

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4.(04:01) 無言歌
Song Without Words

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5.(03:32) スロー・チェンジ
Slow Change

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6.(04:41) ノーツ・イン・ザ・マージン
Notes in the Margin

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フロム・ア・バード
From a Bird

ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams (ギター)
録音: September 17-21 2008, Air Studios (Lyndhurst) London, England, United Kingdom
この作品のURLhttps://ml.naxos.jp/work/9589040
7.(02:33) I. –
8.(01:35) II. –
9.(03:48) III. –
total(10:44)

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10.(02:48) IV. –

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11.(02:12) ランニング・ドッグ
Running Dog

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12.(02:33) デイズ・エンド
Day’s End

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13.(02:13) ファースト・ライト
First Light

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14.(02:37) スプリング・タイド
Spring Tide

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ターロック・オキャロラン – Turlough Carolan (1670-1738)
15.(01:33) キャロランのコンチェルト(J. ウィリアムズによるギター編)
Carolan’s Concerto (arr. J.C. Williams for guitar)
編曲 : ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams

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16.(02:39) ザ・リトル・アンド・グレート・マウンテン(J. ウィリアムズによるギター編)
The Little and Great Mountain (arr. J.C. Williams for guitar)
編曲 : ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams

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伝承 – Traditional
17.(02:23) ザ・ボトム・オブ・ザ・パンチボウル – スワロウテイル – タリバーディン侯(J. ウィリアムズによるギター編)
The Bottom of the Punchbowl – The Swallow Tail – The Marquis of Tullybardine (arr. J.C. Williams for guitar)
編曲 : ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams

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18.(01:22) ジャクソンのモーニングブラシ(J. ウィリアムズによるギター編)
Jackson’s Morning Bush (arr. J.C. Williams for guitar)
編曲 : ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams

ターロック・オキャロラン – Turlough Carolan (1670-1738)
19.(02:19) ファニー・パワー(J. ウィリアムズによるギター編)
Fanny Power (arr. J.C. Williams for guitar)
編曲 : ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams

ジョン・ウィリアムス – John Christopher Williams (ギター)
録音: September 17-21 2008, Air Studios (Lyndhurst) London, England, United Kingdom
録音:2008年9月17-21日 ロンドン エア・スタジオ

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J. ウィリアムス:ギター作品集(フロム・ア・バード)(J. ウィリアムス)
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J. ウィリアムス:ギター作品集(フロム・ア・バード)(J. ウィリアムス)

ジョン・ウィリアムス(1941-)を包括的に知るための1枚がこれ。彼の代表作である「ハロー・フランシス」を始めとした自作自演、そしてアイルランド民謡の編曲など、まさにジョン・ウィリアムスならではの世界が見えてきます。



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コメント

  1. ドラコ より:

    夏に・・・。感性色々、人によりで夏祭りのお囃子がと言うのもあるでしょう。私はこの時期ファン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウオーケストラ(1988年から今はロイヤルコンセルトヘボウオーケストラ)によるヘンデル、水上の音楽です。外に王宮の花火の音楽、メンデルスゾーン真夏の夜の夢(持っているのはクレンペラー指揮フィルハーモニア)。外にはビーチ・ボーイズかな・・・。そうそう、ドン・ホーのハワイ私の感性です。

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