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バッハ再考 無伴奏ヴァイオリンによるゴルトベルク

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こんにちは、
ともやんです。

鍵盤楽器用に作曲されたゴルトベルク変奏曲。
多くのピアニストやチェンバロ奏者が録音を残していますが、僕は1980年に録音されたグレン・グールドが一番好きです。
多分現在所有しているCDの中では一番聴いたものかもしれません。

またゴルトベルク変奏曲の新録音が出たとなると早速聴いてみます。また、過去の録音でも聴いたことがなければ、とりあえず聴いてみます。

大曲にして傑作なので奏者も慣れで弾いている感じはせず、それぞれ心血を注いで演奏している様が伝わってきます。

さて、そんな作品をバイオリン一丁で演奏しようなんて狂気の沙汰ではないと思います。
そんな酔狂なことをマジでやってしまった人がスペインのバイオリニスト、ホルヘ・ヒメネス。

解説では、1996年にグレン・グールドの演奏でこの曲を聴き虜になったということ。
スぺインのアンサンブル「Tercia Realidad」の創設者・指揮者であり、古楽を中心に21世紀までのさまざまなスタイルの音楽をエキサイティングに演奏する奇才ヴァイオリニストだそうです。

1978年生まれですから今年44歳。
まさに音楽家として充実期を迎えている演奏家です。

録音は少なくタワーレコードでもこれ以外で1枚あるだけ。
名前を憶えておきたいです。

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バッハ再考 無伴奏ヴァイオリンによるゴルトベルク

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 (J. ヒメネスによる無伴奏ヴァイオリン編)
Goldberg Variations, BWV 988 (arr. J. Jimenez for violin)
total(51:46)
編曲 : ホルヘ・ヒメネス – Jorge Jimenez

ホルヘ・ヒメネス – Jorge Jimenez (ヴァイオリン)
録音: 24-26 November 2019, Auditori Eduard Toldra, Vilanova i la Geltru, Barcelona, Spain

バッハ再考~無伴奏ヴァイオリンによるゴルトベルク ホルヘ・ヒメネス (Violin)

1996年にグレン・グールドの弾く「ゴルトベルク」を聴いて以来、その音楽が心をとらえて離さないというホルヘ・ヒメネス。ヴァイオリニストとして6曲の無伴奏作品などに対峙するうちに、このバロック時代の最も複雑な鍵盤作品のひとつを無伴奏ヴァイオリンのために編曲することを決意。

「ヴェルサイユ宮殿の家具をすべて小さな部屋に収めようとするようなもの。ベストなものを選び、小さな部屋に大きな部屋の雰囲気を残すようにしなければならない」と語るヒメネス。

曲を熟知し、楽器の可能性をすべて出し切って実現された、大きな夢。実に挑戦的な1枚に仕上がりました。



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