こんにちは、
ともやんです。
ヘルマン・シェルヘンで聴くグスタフ・マーラー(1860-1911)第2弾。
今日は、ヘルマン・シェルヘンの指揮でマーラーの交響曲第2番“復活”を聴きました。
僕に取ってこの曲は、マーラーの作品中でも第9番と共に特に好きな曲です。
長大な曲ですが、親しみやすい旋律に溢れ、長さを感じさせません。
また人気曲だけに、名演の名盤も多く、バーンスタイン、クレンペラー、ワルター、小澤征爾などとそれが魅力かもしれませんね。
そこでヘルマン・シェルヘン。
シェルヘンのマーラー“復活”
グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第2番 ハ短調 「復活」
Symphony No. 2 in C Minor, “Resurrection”
1.(25:07) I. Allegro maestoso
2.(11:57) II. Andante moderato
3.(12:31) III. Scherzo: In ruhig fliessender Bewegung
4.(06:53) IV. Urlicht
5.(37:45) V. Im Tempo des Scherzo
total(94:13)
作詞 : 伝承 – Traditional
作詞 : フリードリヒ・ゴットリープ・クレプストック – Friedrich Gottlieb Klopstock
ミミ・コアース – Mimi Coertse (ソプラノ)
ルクレティア・ウェスト – Lucretia West (コントラルト)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 – Vienna State Opera Orchestra
ヘルマン・シェルヘン – Hermann Scherchen (指揮)
録音:1968年6月(スタジオ)
シェルヘンが、ウェストミンスターレーベルに残した唯一の録音で
1958年という時代としてはかなりクオリティーの高い録音です。
シェルヘンの演奏は、たたみ掛ける部分は少なく、全体に大らかな演奏です。
でも、それはステレオ録音という新しい時代への実験という部分も多いのかなと思います。
シェルヘンは、録音というものに時代の先端を認識し、自宅に録音スタジオを作るほど研究年熱心な人でした。
だから、各楽器の音の分離と広がり、奥行きなどこの録音でいろいろ実験しているのでは、と思わせます。
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