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アルゲリッチ 若き日の成功 ラヴェル

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こんにちは、
ともやんです。

アルゲリッチは、1956年、15歳になる年からコンサート活動を開始しました。
15才と言えば、日本では中学3年生です。
翌57年には、若冠16歳で、ブゾーニ国際コンクール、ジュネーブ国際コンクールという大きなコンクールで優勝しています。
このころからアルゲリッチの名前は、ヨーロッパ中に知られるようになりました。
ちなみにジュネーブコンクールの第二位は、イタリアのマウリツィオ・ポリーニでした。
ポリーニは、42年1月生まれなので、日本風に言えば、アルゲリッチと同学年になります。

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アルゲリッチ 若き日の成功 ラヴェル

さて、Profileレーベルがドイツの放送局のマスター音源から初CD化した「MARTHA ARGERICH The Successful Beginning」(邦題:アルゲリッチ 若き日の成功)が出ています。

1955年ブエノスアイレスで録音したショパンから、61年4月にレニングラードでのライヴまでCD4枚に収録されています。
また57年に優勝を飾ったジュネーブ・コンクールの録音も入っているのが嬉しいです。

今回は、その中からラヴェルを取り上げます。

全4曲ありますが、「水の戯れ」のみドイツ・グラモフォンのデビュー盤として、1960年7月4日から8日に掛けてハノーファーで録音されたもので、他は放送録音のようです。
アルゲリッチ18歳から19歳に掛けての録音です。

どの曲を聴いても未熟さを微塵も感じさせません。
強靭なテクニックと造形力、さらに瑞々しい表現力がいかんなく発揮されています。
また感性のナイーブさも潤いに満ちています。

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調は、その後アバドとも録音しています。僕自身も大好きな曲です。伴奏を務めるのが、フランスの名指揮者エルネスト・ブールでこの時46歳。
フランスの指揮者と言ってもドイツ国境近くの街に生まれた人で、後に南西ドイツ放送響の首席指揮者を務めた人です。
ここでもフランスっぽさよりも堅実にして軽やかな指揮を展開していて好感が持てます。

ぜひ、聴いて欲しい録音集です。

アルゲリッチ ラヴェル録音集 1960年

モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
ピアノ協奏曲 ト長調
Piano Concerto in G Major

1.(07:55) I. Allegramente
2.(08:37) II. Adagio assai
3.(04:03) III. Presto
total(20:35)

マルタ・アルゲリッチ – Martha Argerich (ピアノ)
バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 – South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden
エルネスト・ブール – Ernest Bour (指揮)
録音: 1960年2月4日 バーデン・バーデン

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夜のガスパール
Gaspard de la nuit

4.(05:28) I. Ondine
5.(04:42) II. Le gibet
6.(08:11) III. Scarbo
total(18:21)
録音:1960年3月16日ハンブルク
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ソナチネ
Sonatine

7.(03:53) I. Modere
8.(02:43) II. Mouvement de Menuet
9.(03:31) III. Anime
total(10:07)
録音:1960年9月8日ケルン

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水の戯れ※
10.(05:30) Jeux d’eau
録音:1960年7月4日-8日ハノーファー

マルタ・アルゲリッチ – Martha Argerich (ピアノ)

アルゲリッチ成功のデビュー

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アルゲリッチはデビュー当時、ドイツのラジオ局にいくつか放送用録音を残しています。それをエア・チェックした音源はDoremiレーベルより発売されましたが、今回Profileレーベルがドイツの放送局のマスター音源から初CD化しました。

アルゲリッチは1965年に行われた第7回ショパン国際コンクールで優勝して世界的なスターとなりますが、その前から天才ぶりは変りなく、1960年にはDGにセッション録音も果たしています。

ここでは1960年頃、20歳前後の若いエネルギーはじける芸術を聴くことができます。
超貴重なのは、アルゲリッチがその後ほとんど手掛けていない作品が多いこと。

モーツァルトのピアノ協奏曲第21番、ショパンの「バラード第4番」、ブラームスの「2つのラプソディ」はアルゲリッチの唯一の録音。また、モーツァルトやベートーヴェンのピアノ・ソナタやショパンの「舟歌」、リストの「ハンガリー狂詩曲」のように、その後弾かなくなってしまったものが収録され、いずれも天才の輝きまぶしい神業なのが驚き。

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