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クライスラー ベートーヴェン メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

今日は、ヴァイオリニスト、そして作曲家のフリッツ・クライスラーのCDをご案内します。

曲目は、ベートーヴェンとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です。

オーケストラは、レオ・ブレッヒ指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団。

クライスラーは、1875年ウィーン生まれで、1962年にニューヨークで生涯を閉じています。

1923年(大正12年)5月に来日しています。

その際丸の内の帝国劇場でリサイタルを開催しました。

時代は、大正ロマンの花開いた時代。
しかし、同年9月1日に関東大震災が起きます。

そして時代は、軍国主義から太平洋戦争に向かって行きます。

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クライスラーヴァイオリン 1923年5月4日

今年2019年1月8日に丸の内にある東京會舘が、グランドオープンしました。
東京會舘は、1922年に日本初のレストランを持つ宴会場、庶民の社交場としてオープンしました。

その後いくつかの変遷を経て、2015年から4年がかりで新たに建て替えられ、今年1月8日にグランドオープンしたのです。

その東京會舘をモデルにして小説があります。

タイトルは「東京會舘とわたし」。

直木賞作家辻村深月氏の作品です。

その第一章が「クライスラーの演奏会」なのです。

舞台は、1923年5月4日帝国劇場でのクライスラーのリサイタルです。

この小説を僕はいま読み始めました。

実は、グランドオープン前から、東京會舘とある縁が出来たのです。

今度、業務で東京會舘の宴会場を使うことになったのです。

せっかくなので東京會舘のことをもっと知ろうと思ていた矢先にこの小説に出合い、
この小説でクライスラーに出合ったのです。

そう言えば、クライスラーは全く聴いたことがない、とはたと気づいたのです。
彼の演奏はもちろん、彼の曲も。いや曲はどこかで耳にしたかもしれません。

クライスラー ベートーヴェン&メンデルスゾーン vn協奏曲

そこで早速聴くことにしました。

クライスラーは、粋な小曲が得意と言うイメージがありました。

しかし、ベートーヴェンとメンデルスゾーンの協奏曲は、90年以上前の貧弱な音からは十分楽しめるので、その柔らかな音色と時折見せるポルタメントがウィーンを感じさせ、そしてなんと言っても確かなテクニックは聴いていて気持ちが豊かになりました。

歴史的名盤というだけでなく、音質は貧弱ながらブレがなく十分鑑賞を楽しめるものです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
Violin Concerto in D Major, Op. 61
演奏時間44:34

フリッツ・クライスラー – Fritz Kreisler (ヴァイオリン)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 – Berlin State Opera Orchestra
レオ・ブレッヒ – Leo Blech (指揮)
録音: 14-16 December 1926, Singakademie, Berlin

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ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001 – 第1楽章 アダージョ 4.
Violin Sonata No. 1 in G Minor, BWV 1001: I. Adagio
04:14

フリッツ・クライスラー – Fritz Kreisler (ヴァイオリン)
録音: 16 December 1926, Singakademie, Berlin

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フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
Songs without Words, Op. 62, No. 1: May Breeze (arr. Kreisler) 5.
02:48

編曲 : フリッツ・クライスラー – Fritz Kreisler
フリッツ・クライスラー – Fritz Kreisler (ヴァイオリン)
アールパード・シャンドール – Arpad Sandor (ピアノ)
録音: 14 December 1926, Electrola Studios, Berlin

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ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64
Violin Concerto in E Minor, Op. 64, MWV O14
26:42

フリッツ・クライスラー – Fritz Kreisler (ヴァイオリン)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 – Berlin State Opera Orchestra
レオ・ブレッヒ – Leo Blech (指揮)
録音: 9-10 December 1926, Singakademie, Berlin

クライスラー ヴァイオリン協奏曲録音全集1

現在も頻繁に取り上げられている愛すべき小曲の作曲者としても有名なクライスラー。しかしながら演奏者としての彼は、曲のイメージから想像される小粋さや洒脱さの枠だけに留まる小物ではありません。卓越した技術、甘い音色、効果的なヴィヴラートを駆使した「雄弁なる技巧家」であり、現代につながるヴァイオリン奏法を開拓した第一人者でした。このCDには古典派、バロック、ロマン派の3時代の作品が収録されていますが、微妙にスタイルを変化させているのが良くわかります。



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